2013年01月09日

「50円のコスト削減と…」を読んで

「50円のコスト削減と100円の値上げでは、どちらが儲かるか?」を読みました。

けっこう売れているらしいので、ご存知の方もたくさんおられると思いますが、著者林氏の前作「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」の続編みたいな内容でした。

話は管理会計が題材で、ロミーズというファミリーレストランを舞台とした、赤字の店舗を黒字にするにあたり必要なプロセスや視点を、大学教授の安曇がゼミ生の菅平ヒカリに教えていくというものです。

バランススコアカードすなわち、財務の視点、顧客の視点、業務プロセスの視点、そして学習と成長の視点の四つの視点からバランスよく経営を行うための管理手法らしいです。

バランススコアカード(BSC)という言葉も僕は知らなかったので勉強になりました。

お金のこと、お客様のこと、生産性が全て理解できたうえで、最後は従業員全員で気づき、学び、取り組んで始めて利益がでるという著者の意見にとても共感できました。

また、うちにも在庫はありますが、それは全てお金が品物になっているだけでお札が店や倉庫に置いてあるのと同じです。

それを早く回転させることの重要性が利益ポテンシャルという言葉を使い説かれていました。

とても勉強になり、明日からも必要なことにはお金をかけ、必要でないことは引き締める、当たり前のことですが徹底していきたいなと思いました。

うん、そうしよう!と思い、夜中ですが、本の刺激を忘れないうちに書かせてもらいました。
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posted by orangeknight at 02:38
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