2013年02月20日

悪いときはそれなりが大事

2月も後半戦に入りました。

うちの会社にとっては1月、2月は一年間を通して最も売上げの伸び悩む月です。

なかでも2月は、過去5年間で4度も年間最低売上を記録し、経営上苦しい時期でもあります。

この流れを打破すべく、チラシを入れても反響が悪いので、とにかく経費を抑えようと昨年は2月だけは入れなかった新聞折込みも今年は実施し、2月も通常通り販促費をかけています。

新しい営業手法も追加し、素直に社員が取り入れてくれているおかげもあり、対前年100%は数日前にクリアしましたが、この月末までの残りが勝負だと思っています。

社員の数の増加や、去年はなかった赤穂店もありますので今月は対前年216%が目標です。

数字だけ聞くとすごいように思えますが、去年が悪いので当たり前の数字に戻しているだけで、ここくらいださないと利益はでません。

今までもそうですが、3月からは急に売上げが変わります。

やはり暖かくなってくるというのが大きいんでしょうが、ここからは販促費も急激に上げたいと思っています。

2月をどこまで伸ばせるか、これにより今のうちの底力を計れると考えています。


持論ですが、「借金を背負ったら、頑張らないといけないから頑張れるようになる」とよく聞きますが、これは違うと思います。

僕は、人は調子の良い時にこそ頑張れると考えています。

コツコツ貯めた預金通帳を見て、貯まってきているから一層頑張ろうとするんだと思いますし、そんな経験ありませんか?

何をしてもうまくいかないときって少なからずあります。

お金がどんどん出て行くときもあります。

僕はこの悪い2月に過去最高を記録しようとは夢にも思いませんし、狙う気もありません。

それは良い月をいっそう良くして達成すればいいんですし、まんべんなくできる社員も必要ですが、長所を伸ばし、短所はそこそこで目をつぶるほうがよほど優れた集団になるとも考えています。

話はやや派生しましたが、3月、4月はできるんです。

この2月に、不調な時に、お金が出て行くときにどれだけできるか、悪いながらにどこまで耐えきるか、そして折れ線グラフで例えるなら「カクっ」と折れて上向きのトレンドに何かを変えれるかが悪い時の実力だと思います。

こういう時は肩に力を入れず、最低限を目指すことが僕は大切だと思っています。






posted by orangeknight at 09:23
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