2020年06月28日

シリーズ「リフォーム屋の社長のうんちく9」

職人について。

 
腕の良い職人と、腕の悪い職人の違い。一番は口が上手いかどうかである。

 
口が上手いというのはこういうこと。

 
仕事を取るために、自分自身でお客様と交渉をする話術がある。

 
自分がした仕事を誇張してアピールする。資格をたくさん持っていることを列挙する。

 
なんでもかんでも「はい、はい!」「分かりました!」と初対面のお客様にイエッサーという。

 
そのような傾向にある職人は、絶対ではないですが、一概に腕は悪いものです。

 
そこが職人として大切ですよという詰めの仕事を抜く。また、軽視する。口でかわそうとする。

 
腕の良い職人は多くを語らないものです。いろんな性格があり、明るい、暗いとか普段よく喋るとかは関係ない。家でよく喋っていても、お客様相手では口下手な職人が腕が良い。

 
あくまで経験則ですが、なぜかそんな傾向がある。

 
 
ちなみに良い職人というのは最初からいうことをきちんと聴かない。自分自身が相手を認めたとき、はじめてきちんということを聴いてくれる。

 
年齢とか、立場とかは関係ない。認められるかどうか。私は名馬ほど乗りこなしにくいものだと理解している。

 
 
職人の話をしましたが、営業担当者にもあるんですよ。

 
営業担当者を見極めるとき、もっとも大切にしていただきたいのが約束を守るかどうか。これに尽きます。全てを物語ります。

 
多少、鈍くさかっても、口下手でも、とにかく一長一短あるでしょうが、約束を守る営業担当者はあなたをたぶんハッピーにします。

 
 
まだまだ20年の経験則なので絶対ではありませんが、そんな感じがします。

 
 
 
posted by orangeknight at 16:01
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