2020年04月01日
何も言わないお客様に対して
リフォーム業界で売れっ子営業マンになろうと思ったらこれは絶対に守るべきであります。
それは「何も言わないお客様ほど大切にする」こと。
何も言わないお客様こそ丁寧に接し、細かく提案して差し上げ、きちんとした振る舞い、話し方をすること。
簡単そうですが、これをしない営業マンは世間全般意外と多い。
なんでもハイハイと言ってくださるおばあちゃんに横柄な態度をとる。生意気な物言いをする。
多少のミスに目をつむってくれるようなお客様に甘えた提案、施工をする。ちょっとくらいならいいかなと。
女性だからとなめた口調で話をする中年男性営業マンは多いが完全に三流である。
細かいことを言わないお客様にこそ細かく接するものだ。
逆につまらない事を挙げ連ねたり、こちらのちょっとしたミスを鬼の首を取ったようにワイワイいうお客様は大切にしなくてよいのだ。
多くの営業マンは後者にあれこれ言われたくないものだからこちらに注力する。
質の悪い客層は多少注力したところで簡単には満足など得られないので消耗する。そして営業マン自体も歳を重ねるにつれスレていく。
全然違いますよね。
何も言わないお客様も心の中ではいろんな事を考えておられますし、しっかりと見られています。当然不満に思われることもあるでしょう。
そのようなお客様にまた今度もこの人に言おうと思っていただけるかどうかは営業マンの死活問題であります。
なのにそのようなお客様には全力を注がないで、ややこしいお客様に注力するのでは永遠にしんどいスパイラルである。
良い客層と悪い客層はしっかりと区別したほうが良い。
優しい気持ちを持ったお客様。自分さえ良ければ良いという考えではないお客様。お互い様という観念をお持ちのお客様。
そう、ひとまとめにしたら何も言わないお客様にこそ、これでもか、これでもかと心を込めて尽くすのです。人生の目的。人の役に立つという事を意識して。
3年、5年このようにやっていますとあなたの周りはそんなお客様ばっかりになるはずです。
大切なところを間違えてはいけない。
そして最後に、自分が何かのお客の立場になったときは売り手の事も考える客層であること。自分がしてほしい事をお客になっても相手に対してする。自分がしてほしくない事を相手に対してしない。
お客様は自らの鏡となります。
posted by orangeknight at 20:50
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