一度リフォーム工事をしたお客様から、また工事をしてほしいと数年後に言っていただけるか。
一度工事をしたお客様から、知り合いがリフォームを考えているので紹介するとお電話をいただけるか。
これがあるか無いかは、リフォームを生業とする会社や営業マン個人にとって死活問題であります。
なんだかんだ言っても評価は他人がするものであり、リピートや紹介は前回工事に対し「満足」をいただいた証明であることは間違いない。
会社としてそれらが毎日毎日たくさんいただけるということは、その会社が役に立つ存在であると地域社会に及第点をいただけているということでしょう。
自慢ですが(自慢ではないというつもりもありません)、私はリピートや紹介は非常に多いのです。
8月も私の全受注現場がリピートや紹介でありました。そのうち紹介で受注した新規オーダーだけで6件、1300万円以上あります。
私は、私が担当で一度工事をしてくださったお客様が、次回の工事依頼で相見積りをするということはあり得ないと思っていますし、事実全くありませんので全てが受注になります。
ご新規で相見積りを取りたいという心境は理解できます。だって相場がわからないし、失敗したくないし、ちょっとでも安い方がいいなぁというのは普通の人の心理です。
しかし、それで受注し、一度工事させていただいたにも関わらず、また1年後に相見積りの中の一業社とみなされるのは所詮はそんな付き合いとみなされていると私個人は思っています。
なので私は仮にそんな引き合いがあっても行きませんし、私が担当させていただいたお客様はまず相見積りは取られません。
その代わり、私の使命は絶対に工事を成功させ、今回も良かったよと言っていただかないといけない。
命に代えても。
決してオーバーではなく、満足していただかないとただの傲慢タレになります。
ではなぜリピートや紹介が昔からずっと多いのか。
それはただ一つです。
コミュニケーションです。
相手が望んでいることを事前に察知して連絡する。段取りする。気遣い。これらのことだけです。
テクニカルな面で言えば誰が担当しても同じです。
私が担当しても、他の者が担当しても提案に多少差は出るとしても、工事の質は同じでしょう。
会社としてある一定レベルの品質は出していますし、職人は私専属ではなく、会社としてみんなの現場に行ってもらっているので同じ仕事です。
コミュニケーション。たったそれだけのことの差。
ここにお金はかかりません。一本の連絡をすぐにする。先にする。言ったことの約束を守る。
たったこれだけのことを毎日毎日、毎月毎月繰り返せばリピートや紹介はいただけるようになる。
リフォーム工事はコミュニケーションが一番です。
必ず工事中に何か起こります。間違いなく。
そんな種々のことをうまく解決してハッピーエンドに持っていく。これが担当者の役割。
リピートや紹介は、そんな全ての評価の上に存在するものであると私は思っています。
決しておごらずに、しかしプライドを持ってこれからもやっていきたいと、今日もお客様からお電話をいただきそう思っています。
2019年09月03日
リピートや紹介は評価の結晶
posted by orangeknight at 15:36
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