2019年04月18日

市議会議員選挙の選挙公報を眺めていて

市議会議員選挙の選挙公報を眺めていて感じること。

それは票に繋がるものを作っている方がいるということ。上手い。

 
皆さんは市会や県会の議員を何基準で選ばれるのでしょう。

 
市会くらいになると「近所に住んでいるから」とか「会ったことがあるから」を理由にされる方は多いと思うのです。

 
しかし、大半は「なんとなく」が理由で、仮に心の中でAさんにしようかなと思っていても、誰かまわりの人に「Bさん良い人らしいよ」と聞くと、実際の投票ではBと書くことが多々起こると想像されます。

実際その程度で、議員の実績や経歴など誰も知らないし興味もない。

 
Cという議員のまわりにいる人たちの多くは、彼と利害関係が絡んでいて、それは市会、県会議員もよく分かっていて何とか取り巻きが喜ぶ実績を残そうと動く。

 
その際に非常にたくさんの人が言うのが、多数を取っている党に所属しておかないと何も出来ないというのですが、我々普通の人にはそんな中身までは見えない。

 
なので新聞に入っている選挙公報や街中に貼られているポスターの印象で「なんとなく」投票する。

 
 
話は戻りますが、選挙公報。一部の、どう考えても団体や地域の組織票があり当選が確実な議員なら何を書いてもいいでしょうが、新人や当落線上の人ならもっとここで「有権者の不満の気持ちをくすぐらないと」いけないでしょう。

 
普段「これには納得できない」と多くの人が思っている問題は何だろうと考え、それを解決しますとか、それと戦いますと書けば良い。

 
まず当選しないと始まらないのですから、当選してから自分のやりたいこと、志を出して活動したら良いと思うのですが、なかなか上手な方と失礼ながら下手な方がいます。

 
相手の気持ちが分かるということはリーダーには絶対に必要な事で、まずそこを理解できているかどうかでその後の実績も決まるでしょう。だから選挙公報に書くべきことは大事だと思いますし、素直にそれを読んで決めれば良いと思うのです。それが分からないようでは行動はちくはぐとなります。

 
何をしたいと書くのも良いでしょうが、「共感を得る内容を書く」ということがセンスだと私は素人ながらに思います。

広告を作ってきて少し理解できたことなんです。たくさん失敗しましたからね。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 14:17
ページトップ