2016年05月15日

評価は自分以外の他の人がするもの

我々の仕事は相手に喜んでいただかないと意味がない。全く意味がない。

床のフローリングをせっかく新しいものにキレイに張り替えても、色をお客様の要望のものと違うものを間違って張ってしまったら、喜んでいただくどころかショックを与えてしまうかもしれない。

間違ってなくても、お客様がオーク色がいいなぁと思っているところを、担当者がチェリー色の方がいいだろうと変更してしまったらオークがベストだと思って楽しみにしていたお客様の満足度は下がる。いや、満足度どころか不満足度が上がると言ってもいいでしょう。


なんでもそうですが、こういう風にして欲しいと望まれていることは感じ取ることが大切であります。

いくら担当者がお客様のためと思ってやっても、そのピントがずれていると何の意味もない。

私はお客様のためにこんなにやっているのに!と思うかもしれませんが、それは自分の満足のためにやっている程度の価値でしかない。

例えば熊本県にもう量的に十分であるかもしれない紙おむつを1,000箱送ってもしょうがないし、送ってもしょうがないものを送ったことに満足していたら愚かであり、むしろ置き場に困り迷惑をかけてしまっているかもしれない。それなら現金の方が数倍役に立つ。

物事はすべてそういうもので、営業をしていて、また仕事をしていて、自分はこれだけやっているということはお客様が、相手が評価するものであり、それの内容がピントがあっていようと外れていようとお構いなしで自分を認めて欲しいというのはエゴであります。

そこは自分の価値観を変えないと人の役に立つ存在になりませんよと。

お客様になかなか気持ちが伝わらないという営業担当に今日はこんな話をしました。


人間は認めてほしいとう欲求を持った生き物です。しかし、私の例えばこのブログでさえ、評価するのはすべて自分以外の他の人ですからね。

認めてほしかったら本当の相手の側に立った仕事をすることでしょう。




posted by orangeknight at 16:54
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