1月にこの本を読み、感銘を受けさっそく始めたことがあるんです。
有名な方なので、ご存知の方も多いと思いますが、小山昇氏の書かれた「99%の社長が知らない銀行とお金の話」という本です。
確かに、私も知らないことだらけで自分の未熟さがよくわかり、成長でき楽しいと感じた1冊でした。
その中に「銀行には定期的に訪問したほうがいい」とあったんです。
なので2月から主要取引先の三井住友銀行の担当の方々に頼んで「銀行訪問」をさせてもらっています。今日で2回目でした。
本には銀行の立場ならこう思っている、というようなことがたくさん書いていました。
三井住友銀行の担当の方々は「いやいや、そんなわざわざ来てもらわなくてもこちらから行く」と言ってくださいましたが、やはり自分が伺うから意味があると2回訪問して感じたことがいっぱいあります。
本にはこうありました。大前提として社長の意識として大切なのは無借金を目指すことではなく、倒産しないよう会社を成長させ続けること。そして、銀行にも儲けさせながらいざというときに銀行から必要なだけお金を借りられる社長が優秀だと。会社は黒字でも赤字でもお金さえあれば潰れないのだからと。
全くその通りだと感じました。
また、確かに自分が逆の立場ならお金を貸した相手が毎月きちんと返済してくれながら、現況をつぶさに報告くれたら安心するし、それこそ信用になると。
前回初めてのとき、銀行の人にこう言いました。
「僕は成長したいから、自分が成長しないと会社が成長しないので来させていただいています。いろんなことを教えてください。そして、気を使っていただかなくて良いので至らないところ、また細かいところを指摘ください」と。
そして、数字に関して話をされ、まともな受け答えができないまま「次回はこういうことを話ができたほうがいいと思いますよ」と色々アドバイス頂き帰りました。
銀行の担当者の方々も気をつかっていただき「偉そうなことを言って、気を悪くしないでくださいね」と付け加えてお話くださいますが、まともに的確にスピーディに回答できない自分が情けないと感じました。
そしてこんなことも教えてくれました。「銀行員は数字もそうですが、こんなことも見ているんですよ。それは社長自身、そして表情や話の熱意とか内容の具体性。当然理念も。また事務所の雰囲気やそこで働いている人たちのこと。元気にいらっしゃいませって言ってくださる会社ってそんなに多くないんですよ。」
そういうの全て含めて点数になっているらしいです。どんな採点がされているのかすごく興味がありますし、やはりそれは当然のことだと思います。
今日はちょっと褒めてもらいました。またこちらから訪問しているので、うちの会社にはあまり来られないような、担当の方々のまだ上席の方とも話ができ、こういうのが訪問のメリットだと感じます。
先週と昨日で簡単ではありますが資料を作ったんです。
顧問税理士の先生に作ってもらっている「月次の試算表、損益計算書」とともに「会計上とは違う受注ベースでの現状」の資料を。
まだまだ稚拙ではありますが「こういう風にしていただけるとよくわかりますよ」と言ってもらえました。
期日を設けることによって私も数字と無理矢理でも向き合う時間を作りますし、日頃の業務だけで毎日が終わるのではなく、そういう時間ってとても大切だと思います。
まだまだたったの2回目ですが、姫路の法人事業部のあるヤマトヤシキの前の三井住友銀行 に銀行訪問を始めさせていただきました。
気付けて良かったですし、始めてとっても良かったと感じています。
まずそれを気付かせてくれた本に感謝ですし、若造の私に色々アドバイスくださる銀行の方々に感謝です。銀行との付き合い方を教えてくださり、それは末永く私と会社の財産になると思うんです。
でももっとパワーアップしないといけないと強く思いますのでもっと精進していきます。
2016年03月07日
今日で2回目
posted by orangeknight at 22:45
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