いろんなものをこだわってご提案したのですが、中でも喜んでいただいたのがこの建具なんです。
写真の一番奥の窓の下に新たに収納を設け、そこの建具はあえてまわりの素材と合わせずに戸襖にしました。
すぐ前には畳が来ますし、この建具の前にいつもおばあちゃんが座られるでしょうから、癒されるようなものをもってきたかったのです。


私、この「なごみ」という襖紙が好きで、こだわった現場では使わせてもらっています。
昔、白浜町のお客様のお家の襖を張り替えさせてもらった時、その家の奥様が「私、普通の襖紙ではなくて、ちょっと変わったのがしたいんです。任せますから何か探してくれませんか」と言われ、その時に見つけたのがこの「なごみ」。以来大好きになり使わせてもらっています。
素材は和紙なんですが、色が柔らかく、とにかく絵があたたかくて何かモダンな雰囲気が私は好きです。
例えばこんな柄があるんですよ。
今回採用したのはこちらです。
建具の職人の親方には「建具の面積が小さいから、花柄が綺麗に出る部分を使って戸襖を作ってくださいね」と伝えていました。
いつもながら本当に良い仕事をしてくれ、まずこの状態で届き、そして塗装の職人さんに塗ってもらい、再度建具の職人さんに返しこんな感じで仕上げてもらいました。
