それにしてもいつからインフルエンザがこれほど騒がれだしたのだろう。
周りでもたくさんの人がインフルエンザになっているが、我が子がインフルエンザにかかっている今なら、他人事だからそんなことを言っているのではないと理解いただけるであろうから、あえてそれを言いたいのです。
ちなみに先週おそらく私はインフルエンザだったと推測されますが、マスクで感染を防ぎましたし、診断されないうちに完治したらそれは勝ちでしょう!
昨年父が癌で亡くなって、いや、その数年前にそれを発症したと聞いてから私は病気にとても関心が出ました。
どこの病院が良いだの、どの先生が名医だの、癌とは痴呆とは、免疫力とはと、いろんな本を読んでみたが、その一つに薬の本もありました。
その際に基本の基本「風邪を治す薬なんてなく、今あるその薬はすべて対症療法のものだ」と知り、いかに自分が無知で学びもせず、出された、売られた薬をありがたがって飲んでいたのかと考えさせられた。
昔あった「ゴホんといえば何とか」とか「日本の風邪には何とかが効く」とかCMなどの宣伝文句をノーガードで実践していた自分がいかに無知な消費者だったかと思ったものです。
だから今では病院でもらう薬も興味があるので内容を聞くし、大切にしている腸内フローラを破壊する抗生物質など極力飲まないようにしています。
そういう一環で、素人ながらにインフルエンザにも想います。「ただのインフルエンザでしょう、なぜ世間はそんなに騒ぐ」と。
インフルエンザは感染すると確かにしんどい。熱が出ますし。そのせいで体の節々も痛いし、咳も出る。
感染さえしなければそこまで騒がれないかもしれませんが、これは家族間で誰かが感染すればまずうつると言ってもいいくらい感染力が強く、ゆえに学校でもすぐに広まり学級閉鎖にもなる。だから休ませるのでしょうが、インフルエンザはそんな大した病気であろうか。
こんなのただの風邪の一種では、風邪もうつるし、一緒ではと私は思います。
ご存知ですか、インフルエンザの薬「タミフル」や「リレンザ」をありがたがって飲んでいるのは日本人だけだということを。
そもそも確かこの手の薬は、ウイルスに感染した細胞から別の細胞へと感染する時に必要なノイラミニダーゼという酵素を阻害することでインフルエンザウイルスを細胞内に閉じ込め、増殖を抑えるものであるですが、インフルエンザは長くても1週間くらいで治るような病気で、治すには睡眠と栄養しかなく、これもそもそも画期的に治すような薬ではありません。
だいたい世界の市場でタミフルは75%が日本で、20%がアメリカで消費され、それ以外の国ではほぼ使われていません。
薬はこの点でもビジネスであり、日本人は無条件にタミフルなどを信仰しすぎていますし、世界はインフルエンザは日にち薬だとしか捉えていないのです。
私がそうであったように、病院で出された、また世間で売られている薬を知ることを放棄してただ飲んではいけません。それでは我々はモルモットと同じです。薬は必要なものですが、ビジネスでもあると認識しなければいけない。病院でたくさん薬を処方され喜んでいてはいけないのです。
そしてインフルエンザを一つの重大な病と認識させられてはいけないのです。
環境と同じでそれは世界のビジネスです。国のビジネスです。必ず利権を手にしている組織や人がいます。世の中そういうものだから全てそれに当てはまるかもしれない。国の補助金などその最たるものです。
そんな中で我々一般人は自分で学び、考え、判断することをしなければいけないと思います。
インフルエンザに対しては最近そんなふうに私は思います。
2016年02月15日
インフルエンザに思うこと
posted by orangeknight at 23:22
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