ほぼ屋根葺きが完了している状態なのでご覧くださいね。


かっこ良くないですか!この曲線。
これが職人の仕事です。
こちらもです。


のし瓦が少しずつ段々になり、通りもピシーっと揃っています。
とても嬉しくなりました。
屋根中くまなく歩いて周り、これを自ら葺いてくれた見村親方にお礼と感想を言いました。
親方は私を立ててくれ「誰も屋根の上まで隅々まで見てくれないし、分かる人にそう言ってもらえたらやる気が起こるわ」と言ってくれました。
入母屋の屋根はどの瓦職人でも葺ける訳ではありませんし、これはなかなかお客様にはわかっていただけない話なのですが、職人によって仕事の質は全然違います。全然ですよ。
だからこんな仕事を見ると本当に嬉しくなりました。
こちらのお客様は「任せているから」というような穏やかなお客様です。こんな方のおうちこそ、最高の仕上がりで提供したいと私は思います。
余談ですが、屋根の棟ののし瓦の断面はこんな風になっています。

瓦って、現場でカットしたり、削ったりして葺くんですよ。完全に微調整の世界なんです。
外に出る部分の長さを逆算して中央で合わせていきます。
これをこんなふうにぜーんぶします。すごいでしょう。


私がしたのでは無いですが、自慢の仕事でした。
自分以外の人が素晴らしい仕事をしてくれたり、人に褒められたりしていたら本当に嬉しいなぁと感じます。こんな時、私は一番自分の存在意義を心から感じるんです。
そう思わせてくれた親方はじめ関係者に感謝です。