数年前、和民の創業者が「仕事は終わった時が終わりだ」みたいなことを言ったと騒がれ、ブラック企業だと言われた。
私はその時も今も、その言葉の真偽も真意も関係なく、その言葉尻だけ捉えても全くもって正しい言葉だと思っています。
仕事は終わった時が終わりであり、その終わりとは結果のことであると思います。
仕事は一日という時間においても、一つのプロジェクトにしても結果を出した時が終わりでありましょうし、その結果こそが仕事の目標であり、目的に至る前段階であり、社会人において結果こそが全てであり、過程を褒められるということは一人前とみなされていないと思ったらよいとまで思います。
だからこそ、仕事は定時で結果を出して帰るのが一番美しい。
もちろん長い時間会社にいるのが大好きで、家にいるより会社にいた方が楽しいとか、仕事が趣味であり生きがいであるというような人はずっといればよい。それを奪う気はありません。
しかし、長い時間働いて出した結果と定時で出した結果が同じであるなら評価されるのは後者です。
きめ細やかな仕事をし、手の早い大工が今日の工程は16時に終わったというのと、要領のいまいち悪いちょっと雑な大工が18時に今日の工程を終わったというのとどちらが評価が高いか。これは前者でしょう。だって職人というものは時給で仕事をしているのではなく、結果を出して評価されるプロだから。
だから私はさすがに14時に帰ったら早い時間過ぎて駄目ですが、素早く良い仕事をし、今日の工程が終わったならば、大工は16時に帰っても良いと考えています。
私は月にしたらかなりの時間を仕事に費やしています。家に帰ってからも普通に仕事をします。
ただ、それは好きだからで、やらされているのではない。そして、経営者の仕事は顧客と取引先や従業員の満足であり、また会社の利益であり、世の中への貢献で、長い時間働くことではないのでそこを評価されても仕方がないと思っています。
むしろ短時間で結果を多く出している経営者に憧れますし、それが正しいと思います。
仕事は結果が全てであります。まず結果ありき、そしてそれはできるだけ短時間に出すのが素晴らしいし、定時に帰るが結果を出してくれる人が会社としてはありがたい。
うちの会社でも夕方早めに一日の結果を毎日だし、いろんな結果を早く出し、そのあとの時間は自由にできたらをイメージしてやっていこうと思います。必ずイメージしていたらそうなるから。
毎日結果を出して、出して、出して、で帰れる時は定時で帰る。それがベスト。仕事は終わらせた時が終わりでしょう。
2016年01月15日
仕事はやっぱり終わらせた時が終わり
posted by orangeknight at 00:14
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