2018年10月11日

20年前は模索していたからよく分かる

職業を選ぶにあたって、何をしたらよいかという事を考えるのに時間をかけ、悩むのは意味のない事であると言える。

 
その時点では間違いなく答えが出ないのに、通常 人はそこを模索する。かくいう私もそうでした。

 
自分には何がむいているのか。

 
自分は何がしたいのか。

 
何をすればうまくいくのか。

 
普通は考えます。特に若い子は考えます。

 
中学生くらいから考えるでしょうか。狭い狭い範囲の中で、子供ながらにもがきだす。

 
そこくらいの年齢で大人の導きがあると、それはそれで人生はそちらに向かうと思うのですが、多くは親も自分が全力で生きているので子は自ら模索する。

 
13歳で考えだし、18歳、20歳、22歳でいよいよ悩む。

 
人生 なるようにはならないなぁと25歳で気づきだす。

 
 
自分に何がむいているのか、私はずっとずっとこれを若いときに考えました。大学生のときの私の心の中にはいつもいつも小さなこれが住んでいた。ふとした時にいつもいた。

 
今は答えを見つけています。たまに若い子に面接などで話をさせていただきます。

 
「何をしたらよいか、何がむいているのか、自分探しをするのもいいけど、僕は答えを見つけたんです。25歳くらいの時かな。答えを聞きたいですか 笑 」

 
だいたいの方が「はい、聞きたいです」と言ってくれるので話します。

 
「答えは、見つからないです」と。

 
自分に何が向いているのか、なんの仕事をしたらよいのか、どの職業についたらいいのかの答えは見つかりません。

与えられた今の仕事を一所懸命に毎日毎日毎日毎日、コツコツコツコツ、コツコツコツコツ、毎日毎日、同じ事をやっていたら、真剣に取り組んだら、何か見えてくるものがある。

 
そうやってやり続けた人だけが分かってくることがある。

 
目の前の小さな困難を出来ない理由にし探し続けたら、一生はあっという間に終わります。

 
 
与えられた事を、縁のあった人や仕事を大切に、毎日毎日毎日毎日やり続けたらきっと「そういうことか」と見えてくると思います。

不安も辛いこともしんどい事も、毎日毎日毎日毎日コツコツコツコツコツコツコツコツと真剣に取り組めばそれは払拭され、心が満たされると思いますよ。

 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 18:51
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