2015年12月03日

49%が代替可能!?

ヤフーのニュースに「日本の労働人口の49% 人工知能・ロボットで代替可能 10〜20年後」という野村総研の出している記事がありました。

ご覧になられた方もおられると思いますが、とっても興味深い記事でした。

「製造や販売などの現場作業が多く、可能性が低いのはクリエイター、研究者、医者や保育士」とのことで、「抽象的な概念や、他者の理解、交渉などは代替が難しい」とありました。

具体的に代替される可能性が高い職業も載っていました。

恐ろしいような気もしますが、私も絶対にそうなると思います。

人工知能というものはすごいです。

ロボットとかを持っているわけではないですが、車が身近だと思うんです。

今、車の自動ブレーキなんか普通です。

私の車もそれがありますし、車線をボーっとしていて踏んだら警告音がなり、それでも改めないとジワッと車がブレーキを踏んで車線の中へ緩やかに押し戻します。ハンドルも振動して知らせます。

わざとするとその反応は全く起こりません。それをコンピューターにばれないようにとゆっくり、にわかにやっても反応しないんです。

その辺の判断まで車ができるんです。その判断基準はそんな大味なものではありません。すごく繊細で、微妙、運転していてストレスにはなりません。

世の中に出回っているAIと言われる人工知能にはもう既にもっともっと最先端な機能があると思うのです。

だからこそ、10年後のこれは必ず実現すると思います。

私は自分が人工知能にとって代わられないことを前提にですが、とても良いことだと思います。

だって初期投資はかかるでしょうが給与を払わなくて良いからです。

そう言ってしまうと味も素っ気もないですが、これがスタンダードな考えだと思います。

100人の工場で給与を社会保険を含め月に3,500万円払っている会社があるとしましょう。

その工場が管理者のみ10人が人間、残りの90人はロボットになるとすると給与は350万円になるのです。

実際それが管理者なのでもう少し高くなり500万になったところで3,000万円も下がるんです。普通はそれを選ぶでしょう。

ましてやロボットは疲れないですし、文句も言わない。労働時間という概念もないので昼夜ぶっ通しでも何も言いませんから24時間勤務になると生産性も2〜3倍になるのです。


やっぱり人間にしかできないことをしなければいけない。物事を深く考えないと、それこそが人間である証明だと思うのです。

勉強ができるだけでもダメ。税理士という資格は難易度が高いですが、これはほとんどが人工知能で代替可能でしょう。しかし弁護士は難しい。解釈や交渉があるから。言いきってしまいますが行政書士などはなくなるでしょう。

我々サラリーマンも職人も、人工知能で対応出来る単純な仕事だけしているようではいけない。

人間だからこそ出来ること、思いやりなどの気持ちの面も含めたロボットで代われない役割を果たさなければなりません。

「お前の代わりはいない」「あなたでないと」と言われるような価値をみい出せない人はどんどん人工知能に、またロボットに取って代わられるんでしょうね。

10年後なんてすぐです。

その時私は48歳。まだまだ現役です。変化変化そして成長で残らないといけないのです。
posted by orangeknight at 00:51
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