
そして、昨年も書きましたが、やっぱりツタが伸びて、網に巻きつき、ぎゅっとしがみついている光景には胸をうたれます。

上の写真の真ん中です。
1日で数センチ伸びます。
本体も上に伸びていますが、それが倒れないよう、目があるかのように網に向かってまっすぐに伸びて行き、クルッと巻きついて、それを何回も何回も繰り返します。
生まれたてのツタは幹から出てくる。赤ちゃんのようで、それが1日で子供になり、また1日で青年になり、自分の仕事を見つけ、必死でしがみついている。
このツタの一生の役割はこの1点に尽きる。
触ったことがある人ならわかると思いますが、このツタを人の手でほどこうとしてもなかなか外れません。
今、写真の上の方のツタも右上の網を目指して成長しています。そこを目指して全力で伸びているようです。必ず掴んでやるぞと。
頑張れっ、と見ていて思います。