2015年01月30日

仕事は結果、勉強は家で

「勉強になりました!」という発言、私もしますしうちの会社の多くの者が言います。

しかし、この発言には私は続きがなくてはいけないと考えています。

「勉強になりました!必ず活かします」とまた、「次はそういうふうにします」とこの先を考え、見据え、感じて「勉強になりました!」と感じなければならない。

私も例えば現場でお客様に注意され、また叱られ「あーそぉだなぁ」と感じることがあります。

それを次に活かさないと、もっと良いのは今すぐ活かさないと私はただ勉強しただけになる。

それは学生であります。

我々はお金をもらっているので勉強しただけではいけないのである。

必ずお金に見合った、またそれ以上のお返しをしなければならばならないと私は思います。

この意識、ある人と薄い人がいます。

これは年齢や立場に関係なく、ある人と薄い人に分かれてしまうものだと経験上感じます。

私は会社で仕事中にセミナーも行かせますし、勉強会もします。

しかし、根本的に仕事中に勉強するのはおかしいのであると考える人間です。

仕事に使うものを仕事の時間中に勉強して当然というのは安泰企業にずーっといる人間の陥りやすい感覚で、この感覚が当然となってしまうと依頼心の強い人間になります。

こうなると組織あっての自分で、一人では何も出来ない人間になってしまうのです。

仕事に使う例えば危険物の取扱いなどの免許を休みに日や時間に勉強し、自分のお金で取得するのが伸びる人間であり私はこれは絶対だと思います。

その姿勢が自分への投資であり、自分からする勉強です。


あくまで仕事中には走らなければならない。

または走りながら給油しなければならない。

給油だけしてはいけないと私は思います。

横で親方がどんな動きをしているのかなと仕事を盗みながら、自らは皿を一所懸命に洗うのが伸びる人間の絶対条件で、親方の横でひたすらメモをとるというのは完全に間違いであります。なぜならば彼は何も提供していないからです。

会社では新人であろうがベテランであろうが、社長であろうが部長であろうがアルバイトであろうが絶対にアウトプットしなければなりません。

すべからく全員がさまざまな結果を出さなければいけません。

課長が一所懸命に働き社長が遊んでいるというのも大きな間違いですし、ある社員が毎日いわゆる勉強ばかりしているのも筋が違います。

勉強や準備や練習は本番でするものではない、あえて本番でするのは経験という勉強。

プロ野球選手が試合で1本ホームランを打つ。そのバックボーンには1000回の素振りやビデオでの投手の研究がある。いろんなことをして1本ホームランを打つ。

仕事とはそういうものですよと私は思います。






posted by orangeknight at 18:29
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