営業職は取締役本部長の平本が、事務職や管理部門は未来クリエイト課の課長の柴田が一次を行い、私が二次面接をさせてもらっています。
一次面接では簡単な筆記試験も行っています。
考え方が分かったり、文章のレベル、漢字の習熟度や試験にかける気持ちなどが「書く」という行為によって「話す」とはまた違った角度から分かります。本を読む習慣があるかどうかは文章を見ればすぐに分かりますよね。
今年の夏から「もっと最初の時点で良い人財を入れないといけない、育てることはこれからも全力でするが、人材で会社は決まる!」と強く思い、面接の仕方や基準を少し変えたのです。
私は今まで誰しもが変化すると思っていました。いや、そう信じたいと思っていました。
今は違います。ほとんどの人は多かれ少なかれ変化するが変われない人もいると考えるようになりました。甘かったと思います。だから、考え方を変えました。もっとシビアにならないとと。
そうして始めたのが今の面接の形です。
一次面接の試験の内容はちょこちょこ変えていくんですが、この10月からの問題で、今日初めて書いてほしいような内容を書いている方がいました。昨日、平本が面接させていただいた方のようです。
今の試験の一問目はこれです。
ほとんどの方が「きれいにしておかないとお客様が来ない」とか「競争の激しい時代なのでまずは美観」であるなどと記入されます。
もちろんこれも正解ですが、私がオレンジナイトに入り、一緒に働き、一緒に社会の役に立ったうえで一緒に良い人生になりたいなと思う人の答えは「自らの姿勢」に関するものであってほしいと望んでいます。
掃除をすることはお客様のためではないですし、ましてやアピールではありません。
オレンジナイトでは毎朝毎朝全員で約30分掃除をしています。
部屋の中を掃除機をかけ、窓を拭き床を拭き、草をぬいて車を洗う。
これはお客様のためにしているんではなく、私たちの心をまず朝一に掃除しているんです。
1年も2年もやっていますと掃除の仕方が変わります。上手くなります。
床を拭くとき本気でしようと思えばひざをつきます。最初はつけないで軽く磨いていた人がひざをついて四つん這いになりゴシゴシ磨く。恥ずかしながら私がそうでした。
確か最初はそんなことはしなかったんですが、いつの頃から気付いたらゴシゴシ拭いていたんです。
最初っから一所懸命にする者もいますが、掃除は仕事をさせていただけるという気持ちを育み感謝の気持ちを育てます。
よく私は洗車しますが、この車が無かったら営業できないんですから、資材が運べないですし、廃材も持って帰れない。最初はアルトが二台、中古の軽トラが一台しかなかったんですからこの車もあの車もかわいいな、ありがとうなと思って私は洗っています。
入社試験で書いてほしいのは気持ちの面で、掃除が行き届いている会社やお店が繁盛しているのはそこで働く社員みんなが持っていないといけない大切な気持ち、心根を持っているから繁盛するんでしょうし、当然ながらそれは掃除だけでなく仕事に表れます。
掃除は売上を上げるためにするんではなく、それ以前の気持ちの問題、そこで働く我々の姿勢の問題であると書いて頂きたいですし、ひいてはお客様への礼である掃除の本質を説いてほしいと期待する設問なのであります。
同じように考えられる方ってけっこうたくさんおられると思っています。