2014年07月17日

やりっぱなしの社員教育に反省

昨日は三ヶ月ぶりに大阪にセミナーに行かせていただきました。

太子店のオープンからなかなか時間を作りきれてなかったんですがやはりセミナーは良いですね。刺激を受けます。

成長しまくらないといけないと、感じることだらけの毎日ですので教えを求めに行く時間、これからももっと作っていきたいなと思います。


テーマは「能力開発・人財育成」というものでした。

どこの会社でも従業員教育というものはやっていると思いますが、だいたいのところが社員の成長は期待値を下回ると考えておられます。

かくいううちもそうで、いつも「なぜもっとできるようにならないのか」という想いはいつも私の心にあります。

「なぜ社員を成長させるためにいろんなことをやっているのに期待通りにならないのか」

いくつか答えが分かりました。

それはやはり私側にも問題があり、まずPDCAがまわっていませんでした。

ちなみにPDCAとはご存知の方も多いと思いますが、PDCAサイクルのことで、仕事をどのような過程でまわすことが効率よく業務を行えるようになるかという理論のことです。

売上などに関してはPlan目標、Do実践、Checkチェック、Act実行でまわっているんですが、ことさら社員教育に関してはPlanとDoのみであったと感じます。

指導もしますし、教えてもあげますがそれで終わり。

いうなれば「やりっぱなし」であったと感じます。

私自身については後から例えばセミナーなどで学んだことを振り返ったり、後にそれを使ったりしているので全てではないですが活かされている。

しかし、私は従業員に対しやりっぱなしで結果を求めていたなと反省しました。

例えば「挨拶」の仕方を学んできてもそれが尻すぼみ。翌日にはみんなはりきって習ったことを実践するが、数ヶ月経つとほぼ記憶の一コマとなってしまっている。効果が持続しないのは会社がCheckとActをしていないからだと思いました。

そして、もう一つ習ったのが「部下にどういうふうになってほしいか明文化しなければ部下には伝わらない」ということ。

確かに、私の心の中には彼にはこうなってほしい、彼女にはこう思うというのがあるんですが、それが彼らに伝わらないと想いのとおりになるはずがありませんよね。

そこを私は従業員に伝える努力を怠っていたと思いました。

これからは「誰々への期待」という形で明文化し、それを渡していこうと思っています。

人は期待されたことについては頑張るそうです。

期待されていると感じるから頑張るらしいです。

成果を出さない人たちに聞くと口々に「期待されていると感じません」というらしいです。

部下は上司の期待が無いと絶対に成果はあげませんし、おもしろいんですが期待されたこと以外しないのが普通らしいです。

とにかく、部下へは心から期待をして、それを相手に伝えることが大切。

たしかに、期待をしてもいない人に結果を出せと求めるのは筋の通らないことですね。

これからはもっと明確に期待を伝えていこうと思いました。

他にもいろいろ習いましたが、私を筆頭に社員の成長は会社にとって生命線です。

もっといろんなことがうまく機能するように考え、もっていかないといけないなと感じ、さっそく本日から実践してまいります。










posted by orangeknight at 07:33
ページトップ