2014年07月02日

仕事にお金を使いましょう

ザルもいけませんがケチもいけません。

お金の使い方の話です。

「お金はきれいに使うもの」「お金は当人に見合った量しかその人の元へとどまらない」この二つが、私の今パッと思いついたお金にまつわる想いであります。

意識してお金を使うように昔からしていますし、たくさんのお金がとどまる人間とならねばと日々考えています。

これは営業マンをしてきて、非常にたくさんのお客様と接してきて分かったことであり、この二つが伴っている方にはまたすぐにお金がまわってきているようにみえました。

よくお金はたくさん持っている人の所に集まると言いますが、それも何かの因果律、そして以前学んだ先祖の余徳だと思います。


そして、今日は「仕事にお金を使う」人は一概に仕事ができるという事を思います。

もちろんそれは物だけでなく、事も含みます。

特に我々サラリーマンは顕著に結果に繋がるのですが、仕事にお金を使う人は私の周囲では半分くらいなのかなという印象です。

それは小遣い制という事も影響しているのは百も承知で言うんですが、そのある中で、その使える金額を仕事に関係の無い所に大多数を使っているようでは絶対出世はしないでしょう。


まず物、20歳にも30歳にもなった人間が百円均一のファイルを使っていたらどうでしょう。

私が客の立場なら「この人は本気じゃないな」と見ますし、うちの人間もお客様からはそうみられていると思います。

文房具は一目で分かります。さすがにネクタイなどは100円には見えないくらい高度に作られていますが、あのペラペラなファイルは分かります。

もっとも消しゴムや鉛筆などお得な商品もあるので100均を否定しているのではないんですが、いつも使う言わば「飯のタネ」にお金を使わない人は投資が少ないんですからリターンも少なくて当然であり、故にお金をかけてほしいなと思います。

服装などは高いものを着る必要は全くありません。

一番大切なのは清潔さですから、そこを忘れた高級品はむしろマイナスであるでしょう。

しかし、いただけないのが普段着には関心があり、おしゃれな格好をするくせに仕事着はいけていない人。

これも「プライベート重視なのね」と仕事の本気度を疑います。

人生で休みの日より仕事の日の方が圧倒的に多い訳ですから、私服ではなく仕事着にお金をかけないとその人の印象が低いもので出来上がってしまいます。

誰しも経験があると思いますが、普段キチっとした格好をしている人が休日にユニクロのTシャツを着ていても高そうに見えるのはこの印象によるものです。

これは必ず仕事に返ってきます。


事もそうです。

冠婚葬祭や挨拶を含め、日頃からのお付き合いにお金をかけるかかけないかで仕事の結果はかわります。

いやらしい言い方に聞こえるかもわかりませんが、取引先、それもお客様のほうの取引先や会社でいうなら上司、ここにお金をかけてもまったく「損」はないのです。

少なくとも私にはありませんでした。

人間ですからやはり目をかけてもらえますし、仕事も教えてもらえますし、仕事自体をいただける。世の中に接待というものがあるのはそれが自然の摂理だからだと思います。

上司はきれいに部下にごちそうはしなければなりませんが、私の経験上「実になったのはお客様や上の人に使うお金」です。

例えば敬老の日におじいちゃんやおばあちゃんに5000円のプレゼントをしても、帰りに「小遣いや」とくれるのは10000円です。

あくまで上位者にお金を使わせてもらっても、相手の方が器が大きいので我々下位のほうに返ってくるし、返してあげようという心理が働くのだと思います。


仕事の話から少しそれましたが、仕事関係にはお金は絶対に使うべきです。

ここを節約してはいけません。

節約するなら自分に使う投資とは考えにくいジャンルの支払い。

私はこのお金の使い方、たぶん正解だと思うんですがいかがでしょうか。





posted by orangeknight at 15:17
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