営業という仕事につき、また、それをさせていただき、この職種には向き不向きは無いと私は感じましたし現在も思っています。
営業をしたことが無い方や営業職についたばかりの人は私もそう思っていたように「営業は口がうまくなければいけない」と思っている。
確かに口はうまくなければいけない、いえ、うまくなければというより、うまく伝えなければお客様の印象は大きく変わりますし、誠実であることやデリカシーは必要です。思ったうえで伝えるというのが口ですから。
しかし、口は勝手にうまくなります。
私は現在、営業の中ではおそらく口はうまい方ではないと思ってはおりますが、一応は相手との会話にはなるようなトークはできるようになりました。
私が営業を始めさせていただいた23歳の頃をご存知の方でしたらご納得いただけると思うんですが、私は最初全くしゃべられませんでした。
まず敬語を知らない。そして建築の知識がないので言葉がでない。それ以前に初対面の方と話をするのが苦手ときたものですからそれはひどかったです。
冷や汗が、ジワーッとではなくポトポト落ちるんです。あの感覚は今でも鮮明に覚えています。
しかし、それが何ヶ月と経ってきますと変わってきますし、いつのまにか話ができるようになっていました。
私は冷静に分析してスタートが人並み以下でしたので、だから余計に営業には向き不向きは無く、口は勝手に日常が訓練の場となりうまくなると思っているのです。
それより大切なのは「努力する才能」。
これは営業だけでなく、仕事をしていくうえで非常に重視すべき才能、才能という言葉であてはめるには唯一と言っても過言ではないのでしょうか。
天才と言われる人はこの世に一握りでしょうし、実際に伸びゆく人伸び悩む人の差はここにあると思います。
ただ、これは先天的なものではなく、考え方が正しければぐんぐん伸びる才能である、そして体系的に私はこの才能が基礎として構築されたらあらゆる能力がその上に乗っかり、それはその才能を重視していない人の数倍もの差となって、さまざまな能力という芽が育っていくと考えています。
これは環境が一番大切、今いる職場の環境、育った環境、家庭などの影響は多分に受けます。
それと同様読書です。本は心を成長させ強くしてくれます。
努力に勝るものはないとはよく言われたもので私も心からそう思います。
私もこれからまだまだ伸ばしたいと思いますし、この才能を伸ばすこれまた努力は、将来大きなものとなってご本人にかえってくるんでしょうね。
2014年05月13日
努力する才能を伸ばす努力
posted by orangeknight at 07:04
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