社長として必要な資質の一つに「鈍感力」というものがあげられると思います。
鈍感力という言葉は小泉元総理が言われていましたし、作家渡辺淳一氏の本にもあったと記憶致しておりますので、おそらく言葉としては有名ではないかと思います。
僕はその本も読んでいませんし、言葉がどういう形で歩いているのか知りませんが、僕は鈍感力というものは資質であり、それは訓練して身につけられる能力だと思っています。
鈍感力とは僕が思うに「分かっていたり、気付いてはいるんですが、全てのことに過敏に反応するんではなく、必要か不必要かを選択し、その上で反応することができる能力、できればスピーディーに反応することができる能力」ではないかと思います。
なぜ、これが必要だと感じるようになったのかと言いますと、それは毎日が選択の繰り返しだからです。
情報はたくさん提供されますが判断するのは自分、そこで過敏ではやっていけないのです。
もちろんそこには、敏感に物事を察知する能力がともなっていなければならないのはいうまでもありません。
ただの鈍感は論外です。毎日必ずある変化に気付かなければならない、その上でこの能力が要る。
それは言わば自己防衛的側面も併せ持つのかなとも思いますが、僕はまだまだ仕上っていませんが、この資質は社長には欠かせないと思います。
鈍感、そこには自分で受け止め、例えば波を止めるようなイメージもあるのかな。
鈍感、知らないふりも、そこが転じて信じてあげること、そんなのも鈍感か。
鈍感力イコール器なんでしょうか、いろいろ今日も考えますが、たくさんの方がこういう力を備えられている。社長である以上、もっともっと磨かねばと思う土曜日の夕方です。
2014年04月19日
鈍感力
posted by orangeknight at 18:01
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