2014年03月11日

消費税の税率問題

消費税の増税が近づいています。

あと二週間で8%、オレンジナイトでも年が明けた頃からにわかに社内で注意喚起していましたが、いよいよおしせまってきました。

うちのような建築を基本としたサービス業で、消費税に関してもっともややこしいところが、商品を売るだけではないというところです。

消費税の課税のタイミングは「引き渡し」された時点、いわゆる完工です。

例えばパソコンでしたら、買って手にした日が3月なら消費税は5%、4月になれば8%というように分かりやすいんですが、お住まいのリフォームの場合は契約したのが3月でも、完工が4月になれば消費税は8%が適用されるんです。

もっとも、そうでないと困ります。オレンジナイトへの各業者様、メーカー様からの請求は4月になれば一斉に8%でくるわけで、オレンジナイトがお客様から8%をいただけないと3%分完全に損ということになってしまいます。

月に1億売ったとして消費税は5%なら500万、8%なら800万であり、税率をうまく移行しないと300万円の純粋な損がでてしまうことになるんです。

昨日は姫路本店、今日は赤穂店に行き、明日は姫路別所店で全ての現場を確認してきます。

今から受注させていただく分は、各営業担当がお客様と工事の内容などにより完工を逆算し、税率の話をさせていただきますが、問題は5%で受けていてなんらかの事情で着工が伸びていたり、追加などにより工期が全体的に延長している現場。

この辺の詳細なところを一つ一つ精査しておかないと月末にあわてることになると思います。

合算していけば金額が大きいだけに、各店長や各店舗の集金の責任者は危機感をもってのぞんでほしいと思います。









posted by orangeknight at 11:22
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