これも持論なのですが、うちのような仕事をしていると当然ながら家の中を解体したゴミがでます。
そのゴミは直接産廃業者が持って帰ってくれる場合と、各おうちの庭にバッカンと呼ばれる大きな鉄製のゴミ箱を設置する場合の他に、うちの所有する土地にいくつものバッカンを置いて、そこにしばらく各現場から引き上げてきたゴミを仮置きし、各箱がいっぱいになったら業者に入れ替えてもらうような場合とがあります。
一番最後のような場合についてなんですが、うちの所有する土地はそれをふまえて購入したんですが、両サイドは畑、北は道路で南は4車線ある国道250号です。決して閑静な住宅地ではないと認識しています。
そこに最近子どもが入ってよく遊んでいるらしいんです。
そのことに対してどう思いますか?と問われたら、僕は「子どもなのでいいんじゃないですか」というのが素直な意見です。
それを警察に通報してくださる方もちらほらおられ、近所の目も行き届いているなと感心はしますが、それに対して「子どもが入れないように柵をして」とか「ケガをしたら…」とか言われてもそれは会社の責任ではないと思いますし、そんなに危険なゴミを置いているわけではありませんのでそこまではと、思ってしまいます。
僕は思うんです。明らかに危険なものを放置しているのはその所有者に問題はあると思いますが、うちのゴミは木材の残り、石膏ボードやめくった床や壁の材木から古い便器や洗面台です。軽く侵入しがたいようにはしますが、そこは子どもなので悪い事もしたらいいんではないでしょうか。
もちろん僕はそこを荒らされたら叱ります。笑っておくはずもないですし「コラっちゃんと片付けんかっ!」と大きな声で怒鳴ります。
でも、子どもは懲りずに侵入して、何か良いものないかな〜って触るんですよ。古いソファや木の棒があったら子どもの頃僕はワクワクしました。
勝手に持って帰って他の場所に隠れ家みたいな「基地」を作り、友達と楽しく遊んだものです。
近所のおっさんに頭をどつかれた(痛かったですが、今思えば手加減してくれている強さです)こともありましたが、懲りずにまた次もとやっていました。
ゲームを家の中でしているんではないので、手も切る事もありましすしありました。
絶対安全か?と言われれば100%ではないと思いますが、道を歩いていてもケガをするときはします。
会社としての工事中の安全保持は責務ですが、それとは違うと考えます。
周囲は過保護になり過ぎです。そして、それの矛先が公共機関であったり会社、学校の先生などの文句を言いやすいところに向いています。
しかし、それは間違っていますよ。
僕は「自己責任」という言葉も好きではありませんが、なんでもかんでも人のせいにするのも違うと思います。
怒られて許される範囲なら悪いこともしたら良いですし、過保護になり、常に守ってあげなければという考えが日本を悪くしたのです。
親は子どもを叱り、叩いてください。それは体罰ではありません。
子どもは親の目を盗んでいたずらをしてください。
そして、痛いめをして限度を覚えていかないとまともな大人にはなれません。
警察曰く「関係者以外立ち入り禁止」みたいな看板をつけておいたら何かあった時の責任回避できますよとのこと。
彼らの立場も理解できますがその見解をしてしまったら終わりです。
我々一人一人が本当の無責任になってしまってはいけませんよね。
2013年04月27日
ゴミ置き場に関する私見
posted by orangeknight at 23:26
-
Twitter
-
最近の記事
- (04/27) ゴミ置き場に関する私見
-
過去ログ
- 2024年11月 (25)
- 2024年10月 (35)
- 2024年9月 (42)
- 2024年8月 (30)
- 2024年7月 (40)
- 2024年6月 (41)
- 2024年5月 (35)
- 2024年4月 (42)
- 2024年3月 (53)
- 2024年2月 (39)
- 2024年1月 (37)
- 2023年12月 (40)
- 2023年11月 (35)
- 2023年10月 (33)
- 2023年9月 (39)
- 2023年8月 (36)
- 2023年7月 (37)
- 2023年6月 (42)
- 2023年5月 (32)
- 2023年4月 (31)
- 2023年3月 (38)
- 2023年2月 (32)
- 2023年1月 (31)
- 2022年12月 (36)
- 2022年11月 (34)
- 2022年10月 (28)
- 2022年9月 (27)
- 2022年8月 (30)
- 2022年7月 (32)
- 2022年6月 (40)
- 2022年5月 (21)
- 2022年4月 (34)
- 2022年3月 (40)
- 2022年2月 (31)
- 2022年1月 (34)
- 2021年12月 (35)
- 2021年11月 (32)
- 2021年10月 (34)
- 2021年9月 (39)
- 2021年8月 (35)
- 2021年7月 (42)
- 2021年6月 (30)
- 2021年5月 (28)
- 2021年4月 (30)
- 2021年3月 (29)
- 2021年2月 (34)
- 2021年1月 (37)
- 2020年12月 (38)
- 2020年11月 (38)
- 2020年10月 (36)
- 2020年9月 (32)
- 2020年8月 (36)
- 2020年7月 (34)
- 2020年6月 (36)
- 2020年5月 (39)
- 2020年4月 (43)
- 2020年3月 (40)
- 2020年2月 (36)
- 2020年1月 (34)
- 2019年12月 (37)
- 2019年11月 (28)
- 2019年10月 (30)
- 2019年9月 (43)
- 2019年8月 (33)
- 2019年7月 (34)
- 2019年6月 (34)
- 2019年5月 (25)
- 2019年4月 (29)
- 2019年3月 (37)
- 2019年2月 (34)
- 2019年1月 (28)
- 2018年12月 (32)
- 2018年11月 (31)
- 2018年10月 (34)
- 2018年9月 (37)
- 2018年8月 (29)
- 2018年7月 (39)
- 2018年6月 (40)
- 2018年5月 (34)
- 2018年4月 (35)
- 2018年3月 (34)
- 2018年2月 (25)
- 2018年1月 (31)
- 2017年12月 (29)
- 2017年11月 (31)
- 2017年10月 (30)
- 2017年9月 (33)
- 2017年8月 (39)
- 2017年7月 (39)
- 2017年6月 (35)
- 2017年5月 (40)
- 2017年4月 (42)
- 2017年3月 (34)
- 2017年2月 (41)
- 2017年1月 (41)
- 2016年12月 (40)
- 2016年11月 (35)
- 2016年10月 (37)
- 2016年9月 (43)
- 2016年8月 (49)
- 2016年7月 (38)
- 2016年6月 (44)
- 2016年5月 (46)
- 2016年4月 (41)
- 2016年3月 (43)
- 2016年2月 (41)
- 2016年1月 (43)
- 2015年12月 (43)
- 2015年11月 (45)
- 2015年10月 (41)
- 2015年9月 (36)
- 2015年8月 (36)
- 2015年7月 (33)
- 2015年6月 (23)
- 2015年5月 (30)
- 2015年4月 (34)
- 2015年3月 (38)
- 2015年2月 (26)
- 2015年1月 (27)
- 2014年12月 (28)
- 2014年11月 (31)
- 2014年10月 (20)
- 2014年9月 (21)
- 2014年8月 (21)
- 2014年7月 (26)
- 2014年6月 (23)
- 2014年5月 (21)
- 2014年4月 (22)
- 2014年3月 (22)
- 2014年2月 (21)
- 2014年1月 (20)
- 2013年12月 (22)
- 2013年11月 (22)
- 2013年10月 (22)
- 2013年9月 (26)
- 2013年8月 (25)
- 2013年7月 (27)
- 2013年6月 (31)
- 2013年5月 (31)
- 2013年4月 (35)
- 2013年3月 (33)
- 2013年2月 (29)
- 2013年1月 (38)
- 2012年12月 (30)
- 2012年11月 (35)
- 2012年10月 (34)
- 2012年9月 (35)
- 2012年8月 (30)
- 2012年7月 (39)
- 2012年6月 (29)
- 2012年5月 (31)
- 2012年4月 (38)
- 2012年3月 (33)
- 2012年2月 (29)
- 2012年1月 (27)
- 2011年12月 (24)
- 2011年11月 (31)
- 2011年10月 (25)
- 2011年9月 (27)
- 2011年8月 (26)
- 2011年7月 (42)
- 2011年6月 (2)