今日はこの本を読みました。
小林よしのり氏の大東亜論第2部である「愛国志士決起ス」
やはり胸が熱くなる一冊でした。
日本の教育では名前さえも通常出てこなくなっている頭山満を主人公とした作品で、以前に読んだんですが、前作第1部の続編であります。
最近でこそ勝者であった明治政府が作った歴史を見直す動きが出てきており、来年の大河も私は武士の中の武士と思う西郷隆盛が取り上げられていますが、この本の内容は本当に胸の熱くなるものでありました。
やはり、男子として生まれたからには何かのために命を惜しんではいけませんし、そういう生き方がしたいと心から思います。
小林よしのり氏は書いています。
現在の日本の政治や国が「道義」を軽視し、「合理」を重視するようになったのはこの時代からの流れであり、それは主に大久保利通がレールを敷いたと。
西郷隆盛が実現しようとしたのが道義を重んじた政治、外交、そして生き方。これを西南戦争後に取り戻すために活動したのが頭山満と政治結社である玄洋社だとありました。
ご存知のように大久保利通は最後暗殺されます。
現在の世の中ではそれはテロと一言で済まされてしまうかもわかりませんが、それは当時は武士としての生き様であり、そこに死に場所を求めたと解釈されます。
この国の将来のことを命をかけて本気で語り合い、行動していた彼らがある意味うらやましいと感じました。そんな熱い人生が私はいいです。
引き続いて第3部を読みます。
2017年10月29日
小林よしのり氏「愛国志士決起ス」を読んで
posted by orangeknight at 21:07
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