衆議院の選挙を見ていて、国会議員ともあろうものが、人間としての潔さとか、心意気とか、自分の守るべきもののためとか、そんな武士道の精神が欠如している人が多い。
国会議員ってすごい方々ではないのでしょうか。尊敬されるべき人たちであるべきだと思いますが、理想すぎますか。
忖度とかそんなこと私はこの世の中 普通だと思っています。どこにでもあることでしょう。小学生でもする。人間は忖度して生きているのです。
「このハゲー」と罵倒することもあるでしょう。これも、もっと激しいこと、理不尽なことも、特に地位の高い人と近くで接すればよくあるでしょう。先生、社長、医者、弁護士など自分は偉いと、他人を見下している人なんて多くいますし、そんな体験はいくらでもしてきました。
だいたい一言付け加えるなら、あれぐらいのことでそこまで叩く必要があるのかと思います。かわいそうに。
それなら人を殺した人や、強姦した人の人権など考えないで、もっともっと叩くべきです。
そんなことより、ここで一番言いたいのは、今回の選挙で負けそうだと感じたら「小池さーん」とすり寄っていき、お世話になっておきながら、希望の党の勢いがイマイチだと感じたら公然と党や代表の批判をする国会議員のことであります。これこそ愚の骨頂。
代表の発言を敗因にする。それなら自分の顔で、自分の名前で選挙に出ろよと思います。
「排除」これも当たり前でしょう。党ってそもそもそういうものでしょう。
代表が、ましてや創設者が自分と考えの違う人間を党に入れない。当たり前ですよ。むしろ入れたら党として機能するはずがなく、なぜその発言が責められるのか最初から意味がわからない。
共産党に是が非でも憲法を改正したいと夢を持つ人間がいたらおかしいでしょう。思想が近い人たちが集うのが政党です。
勝てば自分の力、負ければ環境のせい、であるとする考え方を持つこと自体、国会議員に値しないと私は思う。
小池さんを頭にし、そこで戦おうと思ったのであれば、親が何を言おうが信じ、その発言に対して内では意見があっても外で決して批判をするものではない。
親のせいで討ち死にしたなら、それは自分の信じた道であり、それもまた本望と潔い気持ちが私はあるべきだと思う。そんな気持ちの無い人間など信じることができますか。
自分の周りに起こることは自分が源、自分が発しているのだと私は思っている。
選挙に勝ったらそれは感謝。負けたら自分の責任です。だって勝つ人はどの政党でも、無所属でも勝ちますよ。
寝返るとか裏切るとか一番嫌いです。ついていくならついていく。親はとことん面倒をみる。
いざという時は潔く、言い訳なく腹を斬ることくらいできなくて、国会議員などなる資格は私は無いと思います。
2017年10月24日
衆議院の選挙で感じたこと
posted by orangeknight at 21:56
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