先日の事件以来、ニュースや新聞記事で、高速道路などでの「あおり運転」を非常によく取り上げています。
それにしてもあおってくる人いますよね。高速で人並みに速度を出している私があおられるのですから、世間全体にも多いと思います。
いつもミラーを見ながらイライラと、同時に追突が恐ろしいなと感じます。
100キロ以上のスピードで走っていて、なぜ、そこまでピタッと車を近づけることができるのか。あれ、二両編成だったかな、と思ってしまうことあります。
彼らは自分の車がそんなに高性能だと思っているのか。
私見ですが、車の走行性能というのは、停止した状態から時速100キロまでを何秒間で到達できるのかと、どのくらいビターっと吸い付くようにカーブを曲がれるのか、そしてブレーキをガツーンと踏んだ時に、いかに車を強力なパワーでギュギュギュっと止められるのか、この3点だと思います。
よくあおってくる人たちの車は、一概にそういう性能を備えていない車であり、時速150キロはだいたいどんな車でも出せるようになっていて、それはほとんどの車種には非常に危険で、即死を免れない速度であるともっと理解するべきです。
そんなに急がなくてもと、笑って道を譲れるレベルを通り越して、爆弾かのように後ろから迫ってくる車、恐ろしいですよね。
私が乗る仕事用の車はトヨタIQとスズキ軽トラック。高速道路でよくあおられます。
自分の車はベンツのS550のロング。あおられた経験はありません。
それもおかしな話であり、車によって判断するのは卑怯な価値観であり、そういう判断基準を持つ人ほど弱いものに強い。
軽トラだろうがSクラスだろうが、運転しているのは同じただの魚住です。同じ人間であり、軽トラに乗っている時は弱く、ベンツに乗っていたら強くなるはずもない。
人間として立派な人が高級車に乗るという定義があるはずもなく、本当に心が豊かな人や人格者は、車にそこまでの優越感はすでに持っていないでしょう。
軽トラに乗っていても、すごく世の中の役に立っている方も絶対に多くおられるし、殴り合いになったら絶対にかなわないような大男もいるはず。それなのに車で判断する。
そういえば、女の人だからとあおる男。これはもう論外。だいたいこういう人は会社では窓際であり、家では奥さんの言いなりとなっている。
車に乗ったら強くなったと勘違いしたり、特に良い車を運転していたら偉くなったという錯覚に陥るのは本当に幼稚であります。
大事故につながるあおり運転、絶対にいけないと思います。
本当に人間としてのステージの高い方で、優れた走行性能の車に乗られている方はまずそんなことしません。
かっこ悪い行為であり、事故になれば大惨事となりますし、今回は人としていうことをあまり書きませんでしたが、一番に人として恥ずべき行為であると思います。
あおられるたびに感じていることを書きました。
2017年10月18日
あおり運転について
posted by orangeknight at 18:11
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