2017年05月15日

配管は生きている!?「配管がおる(いる)」

我々の業界でまずほとんどの人が使う表現「この中に配管がおる(いる)」。

 
配管を生き物のように表現し、この土を掘り返せば、地中には給水などの配管があるはずだというニュアンスを持っています。

 
なぜこのような言い方が広まったんでしょう。

ちなみに私はまず使いません。「配管がある」と物としての表現で伝えますが、これはごくごく少数派でしょう。

 
職人だけでなく営業も現場管理もみんな言います。設備の職人だけでなく、大工も塗装も電気も左官もみんながみんな「おる(いる)」と言います。

 
「根がおるなぁ」と木の根っこならわかるんですが、「基礎がおる」とか「柱がいる」はいつまで経っても違和感を感じますがまわりのみんなはどう思っているんでしょう。

 
言葉って面白いものですね、そしてなぜ建築関係や土木関係はこういう表現を使うようになったんでしょうね。

 
 
posted by orangeknight at 14:07
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