2017年02月23日

在庫担当大使 後編

在庫の商品はどうしても出てしまう。それを今、売り切ろうとしているということを先日書かせていただきました。

 
いつもは、こういうものがあるのでみんなで販売してほしい、と私が主になり社内に告知しているんですが、今回は4人を選抜し、彼ら彼女らに特定の商品を担当させ、売らせてみようと考えました。

 
理由は私の今年のテーマの一つが「今いる社員の成長」だからです。

入社して数年たち、まだまだ成長できる余地があるのに、今に甘んじている人たちにもっと羽ばたいてほしいという思いがあります。

 
それぞれの担当者を「大使」と名付けました。これは遊び心と大使のイメージとして、ある程度自由な裁量権があり、彼ら彼女らに自由に発想してほしいからです。

 
例えば、食器洗い乾燥機の在庫を任された者は「在庫食器洗い乾燥機 担当大使」です。名前を挙げると赤穂店の店長代理の安井がその任なのですが、それを三月末までに完売させることが特命です。

 
 
会社から言われたことをするだけでなく、自ら考えて行動する集団にしたいんです。

 
今回の件では、その任された在庫商品がどうしたら売れるかを「考え」、それを「行動」にうつし、「みんなの力をかりて」完売させる。

 
真剣に考えたら方法はいくらでもありますし、大切なのは行動にうつすことです。そして、自分で売るのもいいのですが、自分でするよりもみんなを動かして物事を進めること。これをしてほしい。

 
 
どこの社会でも日常は何気に流れていますが、必ず絵を描いている側がいます。国なら政府、市なら市長なり議会、コンビニもイオンもユニクロも、全部自然発生しているわけではなく動かしている側がいます。

 
人を動かすのは難しい。でも、一人ではできないことが集団になればできます。組織の強みです。

 
今回は在庫というアイテムを使い、「各在庫担当大使」がどういうふうに展開していくのか楽しみです。

 
自由な発想が大切です。早急に任務完了してほしいと思います。

 
 
 
 
 
 
posted by orangeknight at 14:08
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