人としてのステージの高さを測ることができると思うことの一つが私はこれだと思います。

 
「繰り返される日常を、いかにあたりまえと思うことなく感謝し続けられるか」

 
 
そんな人って本当にいます。すごいなぁと思いますし、私も一刻も早くそうなれるよう成長したいです。

 
帰ったらご飯があるのはあたりまえではありません。

 
寝る布団があるのはあたりまえではありません。

 
今日、お客様からお風呂の改装工事をご依頼頂いたのはあたりまえではありませんし、そもそも私がオレンジナイトから給料をいただくのもあたりまえではないです。

 
「見積もりを打って！」とパソコンでの入力を依頼しますが、誰もいなかったら自分でするしかない。

 
 
最初はほとんどの人が感謝する。ありがたいなぁと思う。

そして、それが繰り返されると次第にそれが普通になっていき、そのうちにありがとうという言葉さえなくなってしまう。

もっとひどい場合はその享受している日常を忘れ、無いものをねだり、やがて良いところより悪いところが目立って見えてしまう。

それが普通の人間でしょう。動物としての。

 
でも、そんなことが無い人もいる。

 
そんな人は人としてステージが高いと感じる。なかなか難しいというか、常に意識に「感謝」ということが無いと達成されないことだから。

 
そうなりたいし、ならねばいけないと思うのです。