これが無くなったら、また薄れれば薄れるほどあらゆるクオリティは下がる。
例えばうちの社内でも。
仲が良いのは良いが、そればかりではアマちゃん集団である。
競争しているか。
いろんなことで。
ライバルは自分自身という人間がいるが、私を含め、うちの社内はまだそんな境地には至っていない。
いずれそれが言えるように修練を重ねないといけない。
プロ野球選手は誰かがホームランを打てばみんなで祝福するだろう。
しかし、自分が試合にも出してもらえない。もしくは打率2割5分で不調、そんな状態で心の底から喜んでいたらやばい。来期の契約はないだろう。
己もホームランを打った上で、誰かが打ったからこそのよっしゃーとなるし、ならないといけない。
お人好しではプロは長年務まるはずがない。
営業職だけでなく、事務職でも現場管理でもそう、なんでも競争であるし、そうなのだ。
だって、誰に仕事を任せるかを選ばれるのだから。
大工でも、設備でも電気でも、職人も全部同じ。
競争が無くなったら、その瞬間は安泰かもしれないが、いずれは破滅へ突き進む。
これは歴史が証明している。
永続するためには、あえてそんな状態をつくり続けないといけない。