おうちの図面を見たことはありますか。
その中にたくさんの数字が書いていますよね。ここからここが何ミリみたいな。
お部屋が下の絵のような感じであるとします。
四角いお部屋です。上から見ています。4隅に柱があり、壁で囲われています。
あなたが今までにご覧になられたような図面に書いている寸法は柱の中心から中心です。
仮にラインを引くとオレンジ色の線のところです。これが図面に載っています。
これを芯芯寸法(しんしん寸法)と言います。
どのような柱にしようと壁にしようと、そのものの中心は同じ場所ですよね。
確実に「決まる」寸法なので、図面は全て芯芯で表記されているんですね。
それとは別に、例えば洗面所の部屋の中に洗面台を設置して、洗濯機を置いて、などという場合は、室内の寸法を知りたいと思いますよね。
いくら芯芯が分かっていても、壁がすごい分厚いと部屋の中が狭くなってしまいます。
そういうときに必要な寸法を有効寸法と言います。
有効寸法というのは室内の壁から壁だと思ってください。有効に使えるスペースということです。
また別で、柱の外側から外側を外外(そとそと)寸法とか、外法(そとのり)寸法と言います。これもおうちをリフォームする際に必要な寸法なんですね。
同じ空間でもいろんな長さがリフォームの際には必要です。
それをいろんな言い方で区別して、寸法を出すんですね。
特に芯芯寸法と有効寸法は覚えておいてくださいね。
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