トイレの手洗いは、絶対にトイレと別にあったほうが手が洗いやすいと私は思っているのですがいかがでしょうか。
トイレの背面にあるあのタンクでは、指先を濡らすくらいしかできませんよね。ましてや洗剤など置けないです。
そこを、簡単に手洗いを新設する便利な商品があるのでご紹介しますね。
こちらのトイレ、私のお客様のおうちのトイレです。
10年以上前にトイレを交換させていただきました。LIXILのアステオという商品です。当時は良い商品でオススメしました。
今回、お客様からのご要望が「体が最近なかなかいうことを聞かないから、ドアを外開きにしてほしい。ついでにトイレも10数年経ったから使いやすいように考えてほしい」でした。
80歳になられ、70代とは体が変わったと仰るので、快適に使ってもらえるように提案しました。
それがこちらです。
ドアを外開きにし、そして手洗いを付けました。
このとき、昔は給水や排水の配管を新たに通すために床をすべて解体し、やり直す必要がありました。
しかし、今はその方法と共に、床を解体せず、部屋の中で水を通す商品が出来ているんです。
このような原理です。
トイレと手洗いの給排水をカウンターの下を通して繋ぐのです。画期的だと思いませんか。
こうすることで床はめくらずに施工できるのでコストがとても下がるんです。
こちらが施工前
こちらが施工後です
トイレットペーパーのすぐ下に白いカバーが見えますよね。この中に二本の配管が通っています。
手洗いの水もストレスなく出ますし、とても使いやすいですよ。
こちらのおうちではトイレはパナソニックのアラウーノL150の自動タイプ、手洗いも自動で流れるようにしたので、お客様はトイレに入ってからは蓋の開閉、洗浄から手洗いまで、何も触らずに出来るようになりました。
多くのお客様が「うちのトイレは狭いから」とおっしゃいますがどこのおうちもさほど変わりません。
いろんなタイプの手洗いがありますので、せっかくトイレを新しくされるなら、このようなトイレリフォームで使い勝手がよくなり、やって良かったと感じていただけるのではないかと思います。
床を解体せずにトイレの手洗いを新設するという話でした。
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