秋のDMも今朝発送されました。1万組のお客様にお届けしていますので、いつもよりたくさんの皆様にご覧いただけていると思います。
オレンジナイトの魚住でございます。
今日の「魚住リフォーム塾」は、現在新築中の弊社テナントの屋根からのお話です。
残暑どころかまだまだ暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
では、こちらの写真、屋根材であるガルバリウム鋼板を葺いているところです。
このように、片面を全て貼ってからもう片面という手順ではなく、半分半分に貼っていきました。
なぜだと思いますか?
理由があるんですよ。
それはこちらです。私の足です。
足をどけますね。
靴の型が付いているのが分かりますか。
踏んだだけで足跡が付きます。
溶けているんです。
これは、屋根材の下に敷くゴム製のアスファルトルーフィングの性質なんですね。
昔の紙素材のルーフィングとは違い、現在のアスファルトルーフィングは圧がかかると溶けるんです。
理由はアスファルトルーフィングの上に屋根材を葺き、それに対して釘を打ち固定するのですが、その釘で開いた穴に対してルーフィング材が溶けて、再度釘に対してギュッと締めるためになんですね。
紙に釘で穴を開けると、どうしても屋根材の下に侵入した雨水がそこから天井裏に入りやすくなります。
それを防ぐ意味があるんですね。素晴らしい性能です。
アスファルトルーフィングが溶けて、足の裏に付き、それが新品のガルバリウム鋼板に付着しないよう、半分半分に屋根を葺いていっているんです。
アスファルトルーフィングはすごいっていう話でした。
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