セミナー123「自動開閉のトイレのフタが動かない」

自動開閉機能が付いたトイレのフタや便座が動かなくなったと、会社にお電話をいただきます。

 
本体の故障なども理由にあるのですが、その中でも本体にもどこにも異常がない場合もあります。

 
何も悪くないのに自動開閉しない。

新しいトイレに交換して間もないというものもあります。

なぜだと思いますか。

 
いくつか考えられる理由がありますが、自動開閉の仕組み上これは考えた方がいいものがあります。

 
 
それはトイレの部屋が狭いという理由です。

 
 
自動開閉のセンサーは人の動きによる熱の変化を感知しています。

 
それが、室内が極端に狭く、人が長い時間そこにいたり、各種事情で部屋の温度が30℃を超えるとセンサーが感知しにくくなるのです。

 
窓ガラス越しに日光がセンサー部に直接当たっているような状況も同じです。温度が上がります。

 
 
トイレの部屋が狭く、トイレ本体から正面の壁までが40センチ以上ないような場合もセンサーが常に感知状態になり、誤作動はしやすいと、これはLIXILから以前に同様の相談をし調べてもらった際に聞きました。

 
トイレ室内

 
 
トイレの自動開閉のセンサーは全てのメーカーで熱を感知しています。

 
異常が出たらまずそこも考慮して調べてみてください。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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