お風呂のリフォームはだいたい20年から30年でされる方が多いです。
タイルのひび割れや全体の劣化、給水や給湯設備の不具合などがそれくらいに顕著になっているからだと感じます。
こちらの写真のようなお風呂を在来工法のお風呂と言います。
タイルの床や壁で、浴槽を据えて作っていっているお風呂ですね。
今は非常に少ないですが、30年くらい前だと戸建てではほぼ100%がこのような工法で作られています。
対してこちらはユニットバス。今はシステムバスと呼称する方が一般的です。
ユニットバスもシステムバスも同じです。
我々建築関係どおしでは「UB」と言いますが、お客様には「システムバス」と話します。
ユニットバスと言うと、お風呂とトイレがセットになっているような、あの昔ながらのタイプが連想されるので、名前も変化していったのではないかと思いますね。
ではお風呂のリフォームの工期ですが、一番早いのはユニットバスからユニットバス(システムバス)です。マンションではまずこれです。
なんといっても解体が簡単。工期は2〜3日です。お風呂に入れないのは2日間となります。
在来のお風呂からユニットバス(システムバス)へのリフォーム、これが戸建てでは一番多いのですが工期は5日間です。
お風呂に入れない期間は4日間だとお考えください。
タイルを解体するのがかなり大変です。タイルの下にはコンクリートがいまして、そこもバリバリと機械ではつり(壊す)ます。
解体に丸々1日、おうちによっては2日かかり、そこから床下にコンクリートを打ち、設備工事や電気工事、そして組み立てとなっていくのでその分日数が伸びます。
ほとんどないのですが在来のお風呂から在来のお風呂へのリフォーム。こちらはその仕様によってさまざまですが、1週間から2週間くらいは工期としては考えていた方が良いと思います。
お風呂を工事する際、ほとんどのお客様から「何日間くらいお風呂に入れませんか」と聞かれます。
お風呂リフォームでの最大の関心事はそこなんですね。
日数、参考にしてみてくださいね。
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