壁紙、クロスですね。現在はビニルクロスが主流なんですが、それにもグレードがいろいろあります。
まず、オレンジナイトで一番よく使われるのはこちらサンゲツの「ファイン」や「リザーブ」ですが、通称1000番代と呼ばれるものです。
なぜ1000番代かと言いますとクロスはトイレットペーパーのようなロールになっており、材料代がメーターあたり1000円であることからです。
柄は豊富、お洒落なものもたくさんあり、選ぶのがとても楽しいシリーズではないかと考え、うちの会社ではオススメしています。
安価なものはこちらになります。例えばサンゲツであれば「SP」と言うシリーズです。
賃貸物件などはほぼこのグレードとなります。
種類も少なく使い回しが効くのでロスが出にくいです。また、先ほどのファインは薄い生地が多いのですが、SPは分厚いんです。
新築ではクロスは真っさらのボードの上に貼るので薄い生地でも良いのですが、リフォームは今のクロスをめくり、それから貼ります。
パテなどで下地を調整はするのですが、やはり多少のボコボコは出ますので、分厚いクロスの方が下地を拾わず美しく見えるのです。
クロスは光の当たり加減で下地のボコボコや継ぎ目が見えたり消えたりします。
影になった状態が最もそれが分かりやすいので、天井は照明器具が付いていて光を上から下に落としています。なので天井はクロスの継ぎ目が見えやすいんですね。
クロスにはグレードがあるんですよという話でした。明日もクロスついて書きます。
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