シロアリのシーズンなのでもう少しシロアリについて話をします。
防蟻処理を施す際、このようなガンで噴霧します。
レバーをゆっくり握るとポタポタと出始め、ギュッと握るほど遠くに、強く噴霧されます。
私の勇姿です。
土壌には散布するだけですが、被害のある木部には注入もします。その際、被害のある場所周辺にこのようなドリルで穴を開け、そこからも注入します。
被害のある木部周辺は木の中でシロアリが暴れていて、いくつも通路を作っています。
なのでこのように穴を開けたところから薬剤を注入しますと、
木の内部の道を伝わり他の場所から出てきます。
薬はこのように車に積んだタンクの中に入れており、モーターでホースへ送り、散布しています。
基本どこの会社も同じようにしていますし、色も乳白です。使用する薬剤は会社によって異なっています。
誰が施工しても同じではなく、資格を持っている人にしてもらわないと保証がでません。現在は5年と決められています。
私は施工を初めて見たとき、どれだけたくさんの量をまくのかと驚いたものですが、床下の土壌などはビショビショになるくらい散布します。
薬の層を作り、バリアしているのだそうです。
そして、今の薬は良くできていて、シロアリが巣に持って帰り、巣ごと全滅するような仕組みにもなっています。
そんなこんながあり、やはり経験値のある人に施工してもらうことが全滅への絶対条件だと思うのです。
シロアリをあなどっていてはいけません。家ごとダメにしてしまうくらいの破壊力を持っています。
防蟻処理の様子についてでした。
-
Twitter