セミナー95「瓦止め工事」

瓦が年数と共にグラグラずれてくることは普通にあります。

 
特に和型の瓦は、全て釘で打っているのではなく、屋根に乗せているだけですので、どこのおうちでも引力により30年で全体的に経験上2センチくらい下がっています。

 
それを一度、一枚一枚少しずつ上に押し上げ、できる限りまっすぐに並べ、瓦専用のコーキングで固定し、これ以上の傷みが出ないようにする工事を瓦止めと言います。

 
例えばこのようにグラグラしている状態の瓦。

 
IMG_8054のコピー

 
 
このように整えて並べ、止めていきます。

 
IMG_8326のコピー

 
高いところだけを止めていることが重要で、全部をコーキングしたら雨水が逃げないので雨漏りの元になるんですね。

 
1のコピー

 
 
ちなみにこの瓦専用コーキング、弾力性がありそれが持続します。なので多少の地震があってもそれが粘り、屋根瓦が落ちるのを防ぐのです。

 
 
ぷにっ

 
2のコピー

 
 
瓦止めという工事も屋根を守ったり、雨漏りを絶対ではないですが止める工事の候補の1つとして、お考えになられてもいいと思います。

 
けっこう万能な工法だと思いますよ。

 
 
IMG_3984のコピー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ページトップ