今日はリフォーム框(かまち)についてです。
おうちの玄関をイメージしてくださいね。戸建ての玄関にはこのような上り框(あがりかまち)という木があります。框と書いている部分です。
現在、玄関廊下の床をリフォームする際、フローリングの上貼りが主流です。
その際、この上り框の入れ替えリフォームするのは不可能ではありませんが、壁も触ることになり大掛かりになります。
そこで、床を上貼りするように、この框も上貼りをしています。
この時に使用する商品をリフォーム框と言います。
原理としてはこのようにL型になっており、上り框の前面と上面をカバーするような形となります。
実物です。
こちらは建てられて40年くらいのおうちです。玄関入ってすぐの床が少しブカブカするからとリフォームさせていただきました。
このような玄関でした。
玄関廊下を上貼りする際はまず框を貼ります。ここからスタートするんですね。その時、下の写真のようなリフォーム框を使用します。
リフォームで一番大変なのはおうちの形状に合わせて加工することです。そこが腕の見せどころなのですが、このように形を合わせていきます。
このような感じに仕上がります。
元がこちらでしたので、玄関がすごい明るくなりました。
ちなみに廊下は形がいびつでしたがバシッと仕上げてくれました。さすがです。
玄関のリフォーム框の話でした。
単純なものですが、考えた人は偉いですよね。
-
Twitter