間取り変更や増改築などの大きなリフォーム工事の見積り依頼をいただく際「照明器具とカーテンは(自分で)用意します」と言われるケースがあります。
30代、40代と、比較的若い方に多いような気がします。
あなたが照明とカーテンに関心があり、ぜひ自分の好きなデザイン、メーカーや店で選びたいんだーと言うなら絶対そうして下さい。
そういう方はセンスも良いし楽しいでしょう。
そうではなく、予算を少しでも下げたるんやーと、ホームセンターで買うのを念頭に言われているなら、それは考え直したほうがいいです。
10万円のリフォームをしてカーテンを節約するのは有りでしょう。
しかし、300万、500万のリフォームをして、ホームセンターでカーテンを買って付けたらいけません。せっかくのお部屋は台無しです。お値段以上ではなく、やはりお値段くらいに見えます。
お部屋の雰囲気は照明器具とカーテンで決まります。もっと言えば家具もです。
使っていない2階の部屋などはなんでもいいのです。しかし、いつもおられるそのリビングは、そしてダイニングはコーディネートさせてほしいと思うのです。もっと言えば家具も。
家財がない状態のお部屋(リフォーム工事完成後すぐですね)の雰囲気は床で決まります。壁や天井ではありません。床です。
しかし、そこに照明とカーテン、家具が入るとそれらが主役になるんですね。
リフォームでお金をかけられたのなら照明器具やカーテンにもお金をかけてください。
やはりちょっと上質な照明やカーテンは、あなたの自身をもワンランク上にみせてくれることでしょう。
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