昨日、先週に施工させていただいた、こちらのおうちのトイレのリフォームのことを話させていただきました。
今日はこちらのドアのお話です。
元々はこのような感じで内開きだったのです。
やはり出入りしにくいですし、トイレの中で万が一倒れたときなどは救出が困難となりますので、ドアも変えるようお勧めしました。
単純に外開きにしたいところですが、トイレのすぐ外には洗面があり、その横にはお風呂となっていて、外開きにするとドアとドアがガッチャンコしてしまう可能性が非常に高いので、それは最良の選択肢とは思えません。
そこで引戸をオススメしました。
ただ、このようにトイレのすぐ外に洗面台があり、幅いっぱいに設置されていますので、引戸を引き込む余裕がありません。
そこで、トイレの室内側での引戸ということで考えていきました。
写真の壁収納はなくなりますが、新たに手洗い収納が付きますのでカバーできます。
このようになりました。
通常の引戸はドアの厚みだけ壁が薄くなっています。引き込むスペースがいるからですね。
リフォームで後から引戸にする場合は、このように既存の壁に鴨居を付け、その鴨居から新たな引戸を上から吊るすようなこともできます。
これをアウトセット引戸と言います。
今回のトイレのような引戸ならアウトセットの上吊り引戸と言うんですね。敷居が無く吊っていますので。
お客様からも使い勝手が良くなったわと仰っていただけました。
ドア1つでもいろんな方法があります。それによって現状より快適になればリフォームをした甲斐がよりありますもんね。
トイレのリフォーム、そのドアに関する話でした。
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