おはようございます。雨の朝です。でももう止むでしょうね。遠くの空が晴れています。
では、排水芯の話、オーラスです。
最後は壁排水の排水芯についてです。
床排水の場合は壁からキャップまでの長さを測りましたが、壁排水の場合は床から壁に繋がっている配管の中央までの高さを測ります。
壁排水の排水芯は簡単ですよ。
排水芯は120ミリか155ミリのいずれかなのです。
そのどちらかに合わせてトイレを発注します。
Panasonicの場合はトイレは同じで、トイレの下に台輪という高さ調整の部材を入れて調整します。
これです。
現在、オレンジナイトに出荷待ちのトイレがあったので写真を撮りました。
後ろからの写真ですが、左が壁排水のトイレ。右が床排水のトイレです。
トイレを選ぶとき、まず排水が床か壁かのどちらかを確認し、そのあとは排水芯を測ります。
排水芯、トイレを注文する上で絶対に理解必須の内容なのでした。
リフォーム 用か標準かが微妙なときがあり、私も今まで何度も間違えました。
若い時はこっぴどく職人さんに怒られましたし、お客様にご迷惑もおかけしたこともあります。
最後に、LIXILとPanasonicでは排水芯と言い、これが業界のスタンダードなんですが、TOTOでは排水心と表記されます。確かに中心のしんは心です。
トイレの排水芯の話でした。
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