セミナー33で瓦の三大産地の話をしました。確か、同じいぶし瓦でも三州瓦と淡路瓦では表面がぜんぜん違うんですよと。
それはその土地で採れる土や、瓦を焼く時の温度なんかで変わってくると言いましたね。
オレンジナイトの姫路別所店により分かりやすい展示がありました。
瓦コーナーに三州と淡路のいぶし瓦を置いていましたので写真を撮ってきました。
三州と言われた愛知県の西部で作られる瓦は焼きの温度が高く、寒さにも強い。そのように作っているので表面がザラザラしています。
淡路島で採れるなめ土はいぶし瓦を美しく仕上げる。焼きの温度が低いのも特徴です。低いと言っても1000℃はあるんですけどね。
平板や釉薬など瓦のバリエーション豊富な三州、そしていぶし瓦の淡路。瓦全体の生産量はダントツで三州が一位、その中でもいぶし瓦は淡路瓦が生産量一位なんですよ。
今日の写真ではその違いがより分かりやすかったんではないでしょうか。
屋根材として瓦を発明した人って素晴らしいですよね。各地様々な瓦はみていて飽きないです。
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