建築では「養生(ようじょう)」という言葉がよく使われます。
一般での「養生する」という意味は「健康に留意する」だと思うんですが、建築用語での養生というのは以下の2つの意味合いがあります。
まず1つ目は、建物や床、内装、家具などを保護するためや、作業において飛散して周辺を汚すのを防ぐために、シートやビニル、ベニヤ板、テープなどを使い覆うことを言います。
こちらは内装。
そしてこちらは外装です。
保護している状態。またその作業を指します。
この状態のとき、雨が降ったら木と断熱材が濡れてしまいますよね。
そうならないように「養生しておく」というのがこの状態です。
2つ目の意味合いとしましては、コンクリートなどを打ったとき、ある程度の固さになるまで期間をおくこと。これも養生すると言います。
「養生期間1週間です」みたいにお客様にはお伝えします。
その間何もせずに期間をおいている状態ですね。
リフォーム工事では毎回必ず登場する「養生」に関してでした。
-
Twitter