よく「これからはリフォームだよね」と住宅リフォームの市場が右肩上がりのように言ってこられます。
確かにこれからは新築がどんどん増えてくる時代ではないです。新築の着工件数はこれからどんどん下がります。
人口が減っていきますからね。
しかし、リフォームの市場も特に右肩上がりではないんですよ。
こちらは矢野経済研究所さんの「住宅リフォーム市場規模の推移と予測」をグラフに表したものです。
リーマンショックや昨年のコロナでちょくちょく下がったりはしていますが、もうかれこれ20年前から市場はずっと6兆円から7兆円です。横ばいなんですね。
ここを読み誤らないことが、これからのリフォーム市場で成長し、生き残るためにとって大切だと思うんです。
市場としては横ばい。
その中でどう変化していくか。どういうコラボなどの相乗効果を考えていくか。限られたパイです。
市場が8兆円、9兆円になるのなら普通にやっていてもそれこそ昨年並みでいける。
しかし、市場が横ばいであり、会社として昨年並みでいようと思ったら昨年と同じようなことをしていてはいけないんですね。
住宅リフォームの市場の話でした。
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