トイレのリモコンには、写真のように必ず大と小という文字が入ったボタンがありますよね。
流すときに押すボタンです。
LIXIL、TOTOそしてPanasonicも、同じようにあらゆるラインナップで大と小のボタンがあります。
全て弊社の太子店の展示品なんですが、トイレもいろんな種類がありますが必ずある大と小のボタン。
これはそもそもは大便用、小便用の意味の文字ですが、実際の使い方は違うんですよ。
今日はこの話です。
ウンチをしたときは大、オシッコは小と思われている方、おうちのトイレ、詰まりますよ。
メーカーの表記が悪いと私は思っていますが、大は水を「多く」、小は「少なく」とお考えください。
いまどきのトイレは節水になっており、少ない水量で下水道まで汚物を流します。考え方としてトイレから10メートル向こうまで流れないといけないと決まっています。
配管に緩やかな勾配を職人さんがつけてくれていますが、よく詰まると言われる方は大を使用した方がいいです。オレンジナイトにも毎月何件も「トイレが詰まったので見てほしい」とお電話があるんですよ。
ひと昔前のトイレは、20Lや13Lの多くの水量でザバーっとトイレから配管の中を道路まで流していたイメージです。
しかし、最近のトイレは節水タイプになっており、5Lくらいの少ない水で、トイレ自体が水を吸い込んで配管の方に吐き出しているように流しています。
流している汚物に対しての水量が少ないと配管の途中で止まってしまうんです。
配管内や会所のマスを開けたらにウンチとトイレットペーパーが詰まっている写真がいくつかあります。
ご覧いただきたいですが掲載は控えます。お昼どき、オエっとなるようなショットなので。
まとめですが、ウンチをしようがオシッコをしようがトイレットペーパーを流すときは大、オシッコだけのような液体のみの場合は小で構いません。
もちろんトイレクイックルでトイレを掃除し、それを流すときは必ず大です。
あっ、自動洗浄をいつもお使いの方、設定は大となっていますのでそのままで。
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