新しく貼ったばかりのフローリングに傷がっ。
ショックですよね。
会社側の失敗か、それともお客様の荷物移動か。
理由はさまざまですが、また再度貼り替えとなったら大ごとです。施工手順の兼ね合いからその一枚では済まないからです。
そんなとき、傷を消すという作業を選択肢の一つにします。
世の中には「補修屋さん」という職業があるんですよ。
今日も補修、明日も補修、明後日も。年がら年中、補修をしている職人さんです。
少し前にPanasonicのべリティスというフローリングを貼ったとき、傷があり、補修することになりました。
こんな傷が。
分かりますか。写真中央にある左右の線。1センチ5ミリの引っかいたような傷です。これを補修屋さんに補修依頼しました。
まずロウを傷に入れます。0コンマ何ミリの深さを埋めるんですね。
こんな感じに少し範囲を大きめにロウを入れます。
そして、近い色を専用塗料で塗ります。濃いところは濃い色。薄いところは薄くして塗ります。
そして、色をボカすためのスプレーを吹きます。
乾かします。
完成です。
施工前
施工後
分からないでしょう。
さすが「補修屋さん」というだけあります。
1日も経てば傷があった場所も忘れてしまうくらいの精度だといつも思います。
木だけでなく、だいたいの素材、傷は消してくれますよ。
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