お若い方に人気のウッドデッキ。
「ウッドデッキを作って庭でバーベキュー」というお声は建築の仕事をしているとよく耳にします。リフォーム、新築問わず憧れのウッドデッキですが、現在は本当の木ではなく、人工木が主流です。
こちらの写真は、私が昨年末に工事をさせていただいたおうちのウッドデッキです。
床もフェンスも階段も、すべて人工の木なんですよ。
LIXILの「樹ら楽ステージ」というもので、本当の木のような質感、色のムラなんかを再現した優れた商品です。
実際に触ってみると、優しめにザラザラ感もあるんですよ。
元々はこちらでした。
本当の木で、今まで何回もペンキを塗ってこられたらしいです。
こちらがリフォーム後です。
人口木というのは、樹脂に木粉を混ぜて成型した建材です。
天然の木と違い、腐りませんし、色あせ、白アリの被害がないので人気を博しています。
「週刊エクステリア」というマニアックな雑誌によりますと、ウッドデッキ市場は年間約230億円らしく、その90%の206億円が人工木とのことです。
でも、そうでしょう。私はリフォーム歴20年ですが、天然の木のウッドデッキは2回くらいしか販売したことがないですから。濡れ縁も今はあまり需要がありませんし。
「夏は暑い」というのと「水はけが悪い」とお客様からは聞いたことがありますが、それ以外はコスト面も含めてウッドデッキは人工木を私もオススメしています。
一度、ウッドデッキの塗装をしたことがありますが、木と木の間が塗りにくく、なかなかきれいに仕上がらなかったのも体験談です。
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