そこにある佐々木酒造さんで買った日本酒「閖」(ゆり)です。

この閖上という地区は東日本大震災で町全体が壊滅したところです。
実際街中を歩きましたが、見事に全ての建物が築10数年くらいで、一種異様な光景に私は感じました。
街っていろんな築年数の建物があるから違和感がないんですね。そうなんですね。
閖上は津波の被害が周辺で一番ひどかった地域で、海岸から800メートルまで浸水し、津波の高さは7〜8メートルになったと記録されています。
また、この町だけで700名の方が亡くなられたらしいです。
住民の4人に1人に相当するらしいですから、この地域の方はみんな心に傷を負っているんだろうなと想像します。
そんな街は、このようなテナントで地場の海産物や土産物を売っていました。

そんな目の前にあるのが冒頭の佐々木酒造さんで、言葉では表現するのも申し訳ないような努力をされたと思いますが復活されています。
事前に申し込んでいましたので、お酒を実際に作っているところを見学させていただきました。
エアシャワーでホコリを飛ばしてみんなで。



初めて麹を食べさせてもらいましたよ。美味しくないクッキーみたいな味でした。




いろんなお酒も試飲させていただきました。

すごいな。
いろんなことを乗り越えてこられて今がある。
ちょっとくらいのことでぶちぶち言っているのが本当に恥ずかしくなります。
逆にすごくパワーをいただけた見学でしたし、閖上地区でした。
ゆりあげっていう読み方から、まずは絶対に覚えておきます。
