少し前、1〜2年くらい前までは「自分で考えてやろう」ということを会社でよく提唱していた。
「これからはもっと自分で考えてやらないと、AIにいろんな仕事を取られてしまう」というふうに。
もちろんこの考え方は今でも正しいと思っている。
しかし、現在はこれを少し修正している。
なぜなら、自分で考えてやるのが苦手な人に対し、これを執拗に言っても生産性は上がらないことが体験として分かったから。
当初は、なんでやねんと口にもしたし、自問自答した。イライラした。今もするが。
でも、自分で考えるのは考えるが、それをアクションに繋げることへの速度には絶対的に個人差があるようだ。
物事において、より結果を出そうと思ったら、考えて、すぐに行動することなのだが、それが不得意な人もいる。
そんな人の思考は「これで合っているんだろうか、いや、こっちの方がいいかな、どうしよう」というものだ。
まぁ、これからもそれがセオリーであるから、口酸っぱく早く行動に移そうとは言うが、不得意な人には、そこを重視しないようにしたいものだと考えている。
みんな適性というものがあり、型にはめてあげたらそれをきちんと全うしてくれる人もいる。
私はそんな人をやや否定しすぎていたなと思う面もあり、そういうのも大切にはしたいなと。
誰も見ていないのに、コインランドリーの掃除を一所懸命にやってくれる人がいる。パソコンのカメラを付けるとゴシゴシとやっている。ありがたいなぁと感じる。
現場の片付けとか、イベントの準備とか、またチラシのポスティングとか、そう、そういうごまかそうと思ったら手を抜けることに対してきちんとしてくれる人も大切だよなと。
そんな人に、AIに負けるぞというよりは、私が最高の支持や依頼を出し、それを確実にやってもらったらいいよなと。
そんなふうに思っている。
自分で考えるっていうことは非常に大切であるが、それは10代で育むものか。20代くらいまでかな。性格もある。
それ以上の歳の人には、それを数ヶ月求めてみて、違うなと感じたらボスが最高の動きを支持し、させることだ。
そうすると、そんな人たちは自分で考えてアクションを起こしている人以上に、結果を出すようになる可能性は大いにあるだろう。
2024年04月08日
自分で考えてやろうについて
posted by orangeknight at 10:22
2024年04月07日
三木市の外壁塗装、浴室増築工事等 後編
前編の続きです
解体工事から着手です。
現在の基礎は解体してしまい、増築面に新たな基礎を作っていきました。
基礎が出来ましたら、そこに土台を敷き、間柱を立てていき、外壁を成形していきます。
ちなみに、このような増築工事は外壁を作るまでにも日数がかかりますので、このようにいつも夕方には外から入れないよう、壁を作って帰っています。
そらそうですよね。
でも、こんなことも初めてのお客様にとっては素朴な疑問だと私は思っています。
内部はシステムバス用のコンクリートを打ちます。
青が水、ピンクがお湯が通る配管です。
外壁の下地です。
外にあった柱が壁の中に組み込まれているでしょう。
外壁の下地材にモルタルを塗っていきます。
システムバスの完成です。
お風呂を仕上げ、外壁を作ってから外壁全体の塗装工事に入りました。
施工前
施工後
とっても美しくなりました。
そして、増築部、ご覧ください。
全然違和感なく仕上げさせていただけました。
施工前
施工後
屋根の塗装も行いましたので、仕上がりは空撮でご覧いただきました。
工事中、玄関も新しくしようとおっしゃっていただき、こちらも同時に行いました。
施工前
施工後
お風呂が先に完成して数日後、お客様から「お母さん(浴槽に)入れたよ」と聞きました。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
実は、HDCのLIXILショールームでは何回やっても浴槽に自力で入るのが難しく、お母様もお疲れになり、それと共にご自分でももどかしいのでしょう「もういいわ」とその場では諦められたのです。
多分、おうちではあのとき以上に、一所懸命に身体を動かされたのだろうと思いますし、ご家族の皆様が応援されたんでしょう。
私がリフォームの現場をやめられないのは、こういう瞬間の感動のためなのでしょう。嬉しかったなぁ。
先週金曜日、最後にお伺いし、お母様だけおられたのでお話ししました。
「入られたわ。はっはっは」と笑っておられました。
発しやすい単語を選ばれて、私に伝えてくれたと感じました。
あの日の夜「外壁塗装の見積りを明日してもらうんだ」という何気ない会話から始まった物語でした。
オレンジナイトでは、リフォームを人生のイベントと位置付けています。
お世話になりました。リフォームをして良かったと、ご家族で楽しくお話していただいているなら、この上ない喜びであります。
また呼んでくださいね。
水廻り専門ではないですからね。
解体工事から着手です。
現在の基礎は解体してしまい、増築面に新たな基礎を作っていきました。
基礎が出来ましたら、そこに土台を敷き、間柱を立てていき、外壁を成形していきます。
ちなみに、このような増築工事は外壁を作るまでにも日数がかかりますので、このようにいつも夕方には外から入れないよう、壁を作って帰っています。
そらそうですよね。
でも、こんなことも初めてのお客様にとっては素朴な疑問だと私は思っています。
内部はシステムバス用のコンクリートを打ちます。
青が水、ピンクがお湯が通る配管です。
外壁の下地です。
外にあった柱が壁の中に組み込まれているでしょう。
外壁の下地材にモルタルを塗っていきます。
システムバスの完成です。
お風呂を仕上げ、外壁を作ってから外壁全体の塗装工事に入りました。
施工前
施工後
とっても美しくなりました。
そして、増築部、ご覧ください。
全然違和感なく仕上げさせていただけました。
施工前
施工後
屋根の塗装も行いましたので、仕上がりは空撮でご覧いただきました。
工事中、玄関も新しくしようとおっしゃっていただき、こちらも同時に行いました。
施工前
施工後
お風呂が先に完成して数日後、お客様から「お母さん(浴槽に)入れたよ」と聞きました。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
実は、HDCのLIXILショールームでは何回やっても浴槽に自力で入るのが難しく、お母様もお疲れになり、それと共にご自分でももどかしいのでしょう「もういいわ」とその場では諦められたのです。
多分、おうちではあのとき以上に、一所懸命に身体を動かされたのだろうと思いますし、ご家族の皆様が応援されたんでしょう。
私がリフォームの現場をやめられないのは、こういう瞬間の感動のためなのでしょう。嬉しかったなぁ。
先週金曜日、最後にお伺いし、お母様だけおられたのでお話ししました。
「入られたわ。はっはっは」と笑っておられました。
発しやすい単語を選ばれて、私に伝えてくれたと感じました。
あの日の夜「外壁塗装の見積りを明日してもらうんだ」という何気ない会話から始まった物語でした。
オレンジナイトでは、リフォームを人生のイベントと位置付けています。
お世話になりました。リフォームをして良かったと、ご家族で楽しくお話していただいているなら、この上ない喜びであります。
また呼んでくださいね。
水廻り専門ではないですからね。
posted by orangeknight at 19:37
2024年04月07日
三木市の外壁塗装、浴室増築工事等 前編
先週末、約1ヶ月間お世話になった、三木市志染町のお客様のおうちのリフォームが完工しました。
12月のある日の夜。ここから始まった物語。
「外壁塗装の見積りに、明日業者さんが来るんだ」
「え、僕、外壁塗装もやっていますよ」
「そうよ、それなら(魚住に)頼めばいいじゃん」
「水廻り専門じゃないの!?じゃあ、お願い」
世間話からのなかで、そんな会話がありました。
その場で明日伺いますとアポイント。
翌日、本当にそのお客様のご自宅がある三木市志染町に伺いました。
話を聞いていきますと、外壁塗装に加え、そのお客様はお風呂のリフォームを本当はしたいなと思われていました。
しかし、以前に工事を依頼された業者さんが「お風呂をシステムバスにするのは不可能だ」と言われたようで、断念されていました。
洗面室のみ新しくされていたのが現状でありました。
なんでかなと感じながら、寸法を測っていくと、天井が斜めに下がってきているとか、室内の奥行きが東面と西面で少々異なるなどが判明し、それで不可能だと言われたのでしょうかと話をしたのが昨日のようです。
また、前述の施主様のお母様が少し身体を不自由にされ、数年間浴槽に入れていないとお聞きしました。
お母様は「もう無理やと思うよ。足が上がらないんや」と情けなさそうな表情をされ、私を見ました。
一見したところ、可能性をすこぶる感じました。
たくさん同じような症状のお客様を拝見しています。しんどいかもしれませんが不可能なレベルではないなぁと。
そしてそれを説明さしあげ、0、75坪の現状の浴室を少し増築し、1坪にすることを提案し、それをお客様に信じていただけたことで、現在に至ったのでありました。
後日、神戸のHDCにあるLIXILショールームに一緒に行きました。
その時のことは以前に書きました。
かなりHDCは久しぶりで、顔を知らぬはずのショールームの方々が、お客様より先に到着した私に気づいて挨拶してくださり、そしてしばらくして来られたお客様へのご案内もとても丁寧にしてくださったことが嬉しかったです。
こんな色合いや仕様にして、という打合せと共に、どうしたらお母様が浴槽に入れるかということにフォーカスし、話をしていきました。
お風呂ワンポイントで3時間以上滞在しました。
ああでもない、こうでもないと。
でも、そういうのにかける時間、大切だと思っています。そこに時間をかけるんだと。営業担当者はと。
お風呂を外から見た写真です。
この角にある柱が壁の中になるまで増築します。
この面に新たに窓をつけます。
では、いよい着工です。
いつもながらエピソードトークが長くなりました。
続きは後ほど書きます。
12月のある日の夜。ここから始まった物語。
「外壁塗装の見積りに、明日業者さんが来るんだ」
「え、僕、外壁塗装もやっていますよ」
「そうよ、それなら(魚住に)頼めばいいじゃん」
「水廻り専門じゃないの!?じゃあ、お願い」
世間話からのなかで、そんな会話がありました。
その場で明日伺いますとアポイント。
翌日、本当にそのお客様のご自宅がある三木市志染町に伺いました。
話を聞いていきますと、外壁塗装に加え、そのお客様はお風呂のリフォームを本当はしたいなと思われていました。
しかし、以前に工事を依頼された業者さんが「お風呂をシステムバスにするのは不可能だ」と言われたようで、断念されていました。
洗面室のみ新しくされていたのが現状でありました。
なんでかなと感じながら、寸法を測っていくと、天井が斜めに下がってきているとか、室内の奥行きが東面と西面で少々異なるなどが判明し、それで不可能だと言われたのでしょうかと話をしたのが昨日のようです。
また、前述の施主様のお母様が少し身体を不自由にされ、数年間浴槽に入れていないとお聞きしました。
お母様は「もう無理やと思うよ。足が上がらないんや」と情けなさそうな表情をされ、私を見ました。
一見したところ、可能性をすこぶる感じました。
たくさん同じような症状のお客様を拝見しています。しんどいかもしれませんが不可能なレベルではないなぁと。
そしてそれを説明さしあげ、0、75坪の現状の浴室を少し増築し、1坪にすることを提案し、それをお客様に信じていただけたことで、現在に至ったのでありました。
後日、神戸のHDCにあるLIXILショールームに一緒に行きました。
その時のことは以前に書きました。
かなりHDCは久しぶりで、顔を知らぬはずのショールームの方々が、お客様より先に到着した私に気づいて挨拶してくださり、そしてしばらくして来られたお客様へのご案内もとても丁寧にしてくださったことが嬉しかったです。
こんな色合いや仕様にして、という打合せと共に、どうしたらお母様が浴槽に入れるかということにフォーカスし、話をしていきました。
お風呂ワンポイントで3時間以上滞在しました。
ああでもない、こうでもないと。
でも、そういうのにかける時間、大切だと思っています。そこに時間をかけるんだと。営業担当者はと。
お風呂を外から見た写真です。
この角にある柱が壁の中になるまで増築します。
この面に新たに窓をつけます。
では、いよい着工です。
いつもながらエピソードトークが長くなりました。
続きは後ほど書きます。
posted by orangeknight at 13:16
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